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気に入らない部下がいるとき、確認すべきこととは

上司は部下を選べない、なんて言うことがあります。

小さな会社なら、上司=社長で、採用も社長がやったりしますから、
部下(社員)は自分で選んでいるとも言えるんですが、

少し規模が大きくなると、採用は人事部でやったりして、
中間管理職は、どんな部下が配属されてくるかわからない、
ということもあるんですよね。

ですから、自分と合わない、あまり好きではない部下が
入ってきてしまうこともあるでしょう。
 

そういうとき、「あいつは使えない」と切り捨てるのは簡単ですが、
それでは部下も成長しないし、その部下の生産性も上がらないし、
部署内の雰囲気も悪くなるし、全体の仕事もうまくいきにくい。

やはり、そこでどうにか、事態を向上させるように考えたいものですよね。

そういうとき、少し考えてみたいことがあります。
 

それは、「その部下と似たようなことを、自分がしていないか」
ということです。
 

以前お話した管理職の方が、
「うちの部下は、ぜんぜんやる気が無いんです。
 自分の間違いを認めないし、基本的に否定から入るんですよ。
 あんなんだったら、さっさと辞めてほしいです」
と言ってたのを聞いて、気になってしまったので、

「〇〇さん、部下が言うことを聞かないと大変ですよね。
 ところで、〇〇さんは部下に対して、否定から入っていませんか?」
と質問すると、

「そりゃそうですよ。だって、褒めるところなんてないんですから」
と、自分の行いを認めようとしない姿勢だったんですね。

懇親会の場だったので、これ以上突っ込むのはやめましたが、
〇〇さんの姿勢に対して、皆さんも思うところがあったのではないでしょうか。
 

部下にもいろいろな人がいますから、一概には言えませんが、
気に食わない部下がいるとき、その部下が自分の「鏡」だった、
などということは珍しくありません。

それを心理学的に説明すると、ちょっとややこしくなるのでやめますが、
他人の嫌なところが見えたとき、それを否定して責めるだけでなく、
自分を省みる材料にする。

そうすると、自分が成長するだけでなく、上司の成長がそのまま
部下の成長を促す、ということにもつながったりするんです。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

部下の気に入らないところを使って、自分を振り返ってみよう


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