能力開発×コーチング ビジネス

いまいち調子が悪いときにどうすればいいか?

私たちは人間ですから、調子のよくないときはあります。
常に絶好調! という人は珍しいですね。

そういうとき、コーチング的にはどういう対処がいいのでしょうか?
 

さっさと答えを書いてしまうと、
【パターンを変える】のがおすすめです。
 

私たちは、日常の行動を「パターン」でやっています。
考え方のパターン、行動のパターン、使う言葉のパターン…
だいたい「いつもと同じ」になるようにパターン化しているんです。

私たちは、自分に固有の思考・行動のパターンを持っていて、
何かがあったら、そのパターンに従って考えています。

いつもコーヒーに入れる砂糖の数は一緒ですし、
無意識に食べに行くお店や注文する料理もだいたい似たようなもの。
問題にぶち当たったときの対応法もだいたい一緒です。
 

たとえば、部下からトラブルの報告があったとき、
社長はいつも、「なんだって! どうしてそうなったんだ!」
と叫んで、誰のせいでそうなったのかを追求し始めます。

この社長は、わざわざそうやろうと考えているのではなく、
トラブルへの対処がパターン化されているのです。
これは、長い人生の経験の中で培われたものです。

このパターンを持っていると、部下はどんどん仕事がやりにくくなり、
人間関係がギクシャクしてしまいます。
それを苦に思って辞めていく人が絶えない、なんてこともあるでしょう。
 

こうなったとき、「人が辞めていく」ことへの対処は、
「報告に対する自分のパターンを変える」ことです。

犯人探しをして追求するという無意識のパターンを変え、
もっと生産的なパターンを身につけると、
人が辞めていくという現実に変化を起こすことができます。
 

・・・とはいえ、パターンは無意識に作られているし、
思考も行動も自動的なものでは、変えようがないですよね。

先の社長だって、トラブルを追求したくてしてるのではなく、
追求するのがパターンになってしまっているだけ、なのですから。
 

では、どうやってパターンを変えればいいのかというと、
まず最初に、「パターンを中断する(壊す)」ことです。
次に、「今までと違うことを実行する」。

いきなり「パターンを変える」とやると、難しくなります。
2つの段階に分けて考えることで、実行しやすくなるんです。

そういうわけで、今日は「パターンを中断する」ことを紹介しますね。
 

パターンを中断することで、今まで無意識にやっていたことが
無意識にやらなくなります。
無意識にトラブルを追求していたのが、やらなくなります。

どうやってパターンを中断するかというと、
コーチング的にはいろいろな方法があるのですが、
自分でできるやり方としては、

【あえて空白の時間を作る】
というのが、やりやすいかと思います。
 

私も東京にいる頃はよくやっていましたが、
携帯もパソコンも持たずに、日帰り温泉に行くんです。

そこで、何も考えずに温泉に浸かり、休憩室でただ寝ます。
マンガや雑誌が置いてあったりしますが、それにも手を付けず、
ただただ、ぼーっとして、眠くなったら寝てしまいます。
 

私たち現代人は、常に何かの刺激の中にいて、忙しすぎるのです。
だから、外からの出来事に反応して、パターンで対応してしまう。

なので、無理矢理にでも「何もしない時間」を作るのです。

そうすることで、普段忙しく動いていた脳が忙しさから解放されます。
目の前のことを処理することでいっぱいだった脳に余裕ができ、
生産的・創造的な思考にエネルギーを割けるようになります。

こうやって、一度脳を普段と違う状況に置くことで、
普段と違うパターンの思考ができるようにしてあげるのです。
 

これは、思考や感情だけでなく、体を休めて生産性を高めるという
副次的な効果もありますので、かなりおすすめです。

2〜3時間くらいオフライン(ネットにつながっていない状態)になっても、
実は意外と困るようなことは起こらないものなんですよ。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

「何もしない時間」を無理やり作ろう

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