「もっと影響力がほしい!」という人は、意外と多いです。
やはり、他人に影響を与えるというのは、仕事上でもプライベートでも
重要なことですよね。
コーチも、相手に何かを教えたり指示したりはしませんが、
無言の中にも影響力を持っています。
ていうか、持ってなければ、コーチがいる意味がないですから(笑)
では、何かを教えたり指示したりしないのに、コーチはどうやって
影響力を発揮することができるのでしょうか?
影響力というのは、少し抽象的な言葉ですので、
味方によっていろいろな「高め方」があるのですが、
今回は一つ、【柔軟性】についてご紹介します。
人は、柔軟性が高いほうが影響力が高くなります。
逆に、柔軟でない人は、影響力が弱まります。
一つのやり方を試して、うまくいかなかったときに
すぐに方法を変えて再チャレンジできるのが柔軟な人。
うまくいかないやり方に固執してしまうのが柔軟でない人です。
自分と違う考え方を、「自分とは違うけど、面白い」と言えるのが柔軟な人。
「それは間違っている!」と、相手を正そうとするのが柔軟でない人。
相手の話の意図を掴んで、自分のものにできるのが柔軟な人。
人の話を聞いておらず、相手に合わせられないのが柔軟でない人です。
どちらが相手に大きな影響を与えられるか、言うまでもないかと思います。
影響力という視点だと、柔軟性に加えて芯の強さが必要なのですが、
強いだけではダメで、状況に合わせて動けなければなりません。
自分の意見を持ちつつ、人の意見も聞ける。
自分は正しいという自信がありつつ、人の正しさも認められる。
これが、影響力を持った人の大きな条件です。
では、柔軟性を鍛えるにはどうすればいいのかというと、
おすすめなのは
【なんでも「おもしろいね!」と言ってみる】
というものです。
おもしろい理由は、とりあえずなんでもいいです。
とにかく、自分と違うものは全部「おもしろいね!」です。
「おもしろい」というのは便利な言葉で、
「自分はそれと同じ意見ではない」が、「それを肯定している」という
柔軟な態度の表れなんですね。
そして、この言葉を使うと、脳は
「どうしておもしろいんだろう?」と答えを探し出します。
この、「おもしろい理由を考える」のが、柔軟性のトレーニングです。
最初は違和感があるんですが、おもしろい理由探しに慣れてくると、
本当におもしろいと思えるようになってきます。
自分と違うものを「おもしろい」と思える力こそが
柔軟性、つまり影響力に直結しますから、
その頃にはかなりの影響力を持った人になっているんですね。
なにより、「おもしろい」と言葉に出していると、それだけで
感情も「おもしろい」になりますから、毎日楽しくなりますよ(笑)
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