「部下育成のために1on1がいいっていうけど、何を話せばいいの?」
「部下と面談しても話が盛り上がらないし、部下の行動も変わらないよ」
「1on1なんて、やっても時間の無駄なんじゃないの!?」
普段忙しい管理職の方には、こう思う方が多いのではないでしょうか?
- 会社で1on1をやれと言われたけど、部下と何を話していいかわからない
- 部下と面談しても話が盛り上がらないし、部下の行動も変わらない
- 流行りの1on1をやっているけど、いつも上司が一方的に話して終わってしまう
こんな問題を、1枚のシートで解決できます!
このシートに書いてある順番に、部下に質問するだけで
- 誰でも基本的な1on1ができてしまう
- 部下のやる気が高まり、自分から積極的に仕事に取り組めるようになる
- 最短10分で具体的な行動まで決めることができる
- 何を話そうかと悩む必要がない
というツールを、無料でプレゼントしております。
■開発者紹介
中城卓哉(なかしろ たくや)
独立してからの15年間で、9,000名以上の方のメンタル改善に貢献してきました。
市長、県議会議員、経営者、ベストセラー作家、メガバンクや大手自動車メーカー社員から、
鬱の人やカルト宗教の元信者まで、幅広いクライアントの支援実績があります。
講師としては、東京商工会議所、武蔵野商工会議所、調布市、川西市、
The Associaton for Talent Development(ATD)、日経BP社、
マセラティ・ジャパン株式会社、ノボ・ノルディスクファーマ株式会社、
エドワーズ・ライフサイエンス株式会社、Kyndryl Japan株式会社、
ゾエティス・ジャパン株式会社、株式会社fitfit、西武信用金庫、
上智大学、千葉大学、大妻女子大学、城北学園中学・高等学校 など、
多くの企業・団体・学校で講師を務めてまいりました。
(コーチング事例)
- 朝から晩まで働いても生活するので精一杯だった接骨院
→ 半分の時間で2倍の利益を出せるようになった - 人間関係のしがらみでモチベーションが無くなった県議会議員
→ やる気を取り戻し、その後市長に当選 - 営業成績が上がらず、生活のためにアルバイトしていた生保レディ
→ 営業成績で全国8位を達成 - 毎日酔いつぶれるまでお酒を飲んでしまっていた社長
→ お酒をほしいとさえ思わなくなった - 部下の目を気にして指導できなかったマネージャー
→ 部下指導ができるようになり、北陸No.1の売上を達成
1on1は、ひとまずこれだけでいい
1on1はそもそも、「部下の成長のために」行う
上司と部下の1対1の面談です。
通常の人事評価の面談と違って、
「何ができた・できていない」
「普段の勤務態度や姿勢、能力への評価」
ということについて言及するのではなく、
「部下が今、どんなことで悩んでいるのか」
「部下はどんなキャリアを構築したいと思っているのか」
「部下のモチベーションはどんな状態なのか」
など、部下が主体となった話をする場だと言われています。
大手企業で取り入れられ、効果があると言われている1on1ですが、
実はこれをやるには、たくさんのことが要求されます。
たとえば、こんな能力です
1on1で上司に必要な能力
- 本音で言える関係を構築する能力
- 口を挟まずに相手の話を聴く傾聴力
- 対等な関係の対話をつくるコミュニケーション能力
- 日頃からの関係構築の能力
- 相手に上手に考えさせる質問力
- 相手がハッと気づくフィードバック能力
こういう力がある方でしたら、1on1は非常に効果的ですが、
管理職の方は、こういう訓練を受けていない方が多いです。
ですから、いきなり1on1をやれと言われても、
どうしていいかわからない、となってしまうのです。
皆さん、1on1の専門家ではないので、仕方のないことだと思います。
本来なら、部下の話をよく聞き、普段言えないような悩みを引き出し、
自発的な思考を促し、適度に承認して、やる気を高めてあげるような
理想的な1on1ができればいいのですが、
それは大変難しく、プロ並みのコーチング能力が必要になります。
当然、習得には時間や労力、費用などのコストがかかります。
それならば、いきなり完璧な1on1をやろうとするのではなく、
基本だけを押さえた、「ミニマムな1on1」から始めれば良いのではないでしょうか?
ミニマムな1on1とは、
- 今、部下が仕事上で気になっているテーマについて話せる
- そのテーマの問題点と解決策を見つけられる
- 部下が面談後、すぐに具体的な行動に移せる
という、「目の前の仕事で課題に思うこと」だけを扱うものです。
実際は部下のキャリア形成や自己成長、プライベートな話など
1on1で話すべきことは多岐にわたりますが、
それを全部扱うのは難易度が高いので、ひとまず置いておくのです。
最低限の、目の前の課題を解決できるだけでも、
十分に部下育成や生産性向上に役立てることができます。
いきなり完璧な1on1をするのではなく、小さく始めてみませんか?
今回ご提供するのは、「ミニマムな1on1」をするために
最低限必要な内容をまとめたツールです。
名前を【10分間コーチングシート】としています。
文字通り、10分間でコーチングができるワークシートです。
これを使えば、「ミニマムな1on1」が誰でも簡単にできるように設計されています。
「10分間コーチングシート」のメカニズム
このシートでは、コーチングの基本形である
1.ゴールの明確化
2.現状の確認
3.ギャップを埋める
4.具体的な行動を決める
の4ステップが、1枚のワークシートに収められています。
(1枚のワークシートで部下の問題解決を導くことができます)
それぞれのステップで使うコーチングの質問が用意されていて、
その質問に一つひとつ答えてもらうだけで、
部下の頭の中が整理され、次に何をすべきかが明確になるように作られています。
上司であるあなたは各ステップの質問を順番に部下に問いかけ、
その答えを簡単にメモしていけばいいのです。
【10分間コーチングシート】ができるまで
このワークシートは、ある友人の一言から生まれました。
「1枚のワークシートに質問が書いてあって、
その通りに答えていったらコーチングができる、みたいな
簡単にできるツールを作ってよ」
私はこれを聞いたとき、
「あのね、コーチングというのは、そんな単純なものではないんだよ。
相手をよく理解して、状況に応じて対応を変えなきゃいけないんだ。
1枚のシートでなんて、できるわけがないよ」
と答えました。
そんな簡単なものじゃないぞ、と。
ですが、それに対する友人の一言に「はっ」とさせられたのです。
「簡単じゃないのはわかるけどさ、中城さんはプロのコーチなんでしょう?
プロのコーチが、最初からやりもしないで「できない」なんて、言っててもいいの?」
この言葉に、「そんなことではいけない」と思った私は、
「1枚のシートでコーチングができる」シートの開発を始めました。
コーチングを型にはめることへの葛藤があったり、
無数に存在する質問のパターンを1枚に収める難しさがあったりして、
ツールを作るのは簡単ではありませんでしたが、
試行錯誤の末、「本当に重要な要素」のみに絞ることで
コーチングのプロセスを1枚に収めることに成功したのです。
これを、「コーチングを始めて知った」という大学生に渡して
試しに使ってもらいました。
すると、20人のうち17人が、相手の考えや答えを上手に引き出し、
相手に具体的な行動を決めてもらうまでのコーチングができたのです。
約10分ほどで、相手の行動とモチベーションを引き出すコーチングができました。
これなら、コーチングの経験がない人でも、基本的なコーチングを実行できて、
人の目標達成や自己成長に役立てることができる。
そう確信した私は、仲間のコーチにもこれを広めて、使ってもらいました。
「シンプルだけど、これがすべての原点ですね!」
「コーチングがうまく行かないときは、このシートに戻るようにしています」
のように、コーチング実践者からも高い評価をいただくことができました。
その後、利用者からのフィードバックを元に何回も改良を加え、
今の形ができあがりました。
1400人以上の仲間のコーチが実践してくれた集大成であるこのツールを、
ぜひあなたの部下育成にもお役立てください。
■上司の仕事は、「部下の〇〇」だ
私が研修講師になりたての頃、いろいろと教えてくれた
Hさんという先輩がいます。
Hさんは某日本最大の自動車メーカーや某大手ビールメーカー等で
休む間もなく登壇している、この道数十年のベテランです。
そのHさんと、飲みに行ったときのことです。
Hさんに、こんなことを聞かれました。
「中城くんはさ、上司の仕事って、何だと思う?」
中城「うーん、何でしょう。上手にマネジメントすることですかね?」
Hさん「それもそうだけど、それじゃ足りないんだよ」
中城「じゃあ、部下の育成、ですかね?」
Hさん「惜しい。それもそうだけど、究極はそこじゃないんだ」
中城「降参です。上司の仕事って、何なんですか?」
Hさんは、目の前の焼酎を飲み干すと、こう言ったんです。
「上司の仕事ってのはさ、部下を成功させることなんだよ」
私は一瞬、どういうことかわからなかったんですが、
Hさんはこう続けました。
「自分のことばかり考えてる上司には人はついてこない。
部下のことを自分のことのように考えて、
そいつが将来成功できるように関わって育てるのが上司の仕事。
たとえ部署が変わっても、部下から『あの上司のようになりたい』って思われるような
関わりを続けなきゃいけないんだよ」
これを聞いたとき、
「そこまでの深い関わりをするのか」と驚くと同時に、
「自分が部下だったとき、そんな上司がいてくれたらどんなに良かったか」
とも思いました。
そんな上司に出会えていたら、また違う人生だったかもしれないな、と。
上司は、部下の人生を大きく左右します。
上司の振る舞い一つで、部下のやる気も生産性も、大きく変わります。
ただ事務的に、マネジメント業務を「こなす」上司か、
自分の成績のために、「いいからやれ」と押し付ける上司か、
きわめて合理的に、効率のいい仕事を勧めていく上司か。
人それぞれではありますが、私はHさんのいう
「部下の人生を成功に導く上司」
が増えてほしいと思います。
そんな上司への道のりは簡単ではないと思いますが、
その最初の、小さなきっかけとして、
このツールを使ってみていただきたい。
そして、あなたとの1on1が
「課長と話すと、頭の中が整理される」
「部長との1on1で、いいことに気づけた」
という、部下の成長の場になることを、強く願っております。
【10分間コーチングシート】が、そんな1on1への
最初の一歩になれたら嬉しく思います。