昨日のメルマガで、
「社員の生産性を伸ばすには、アカウンタビリティが重要です」
とお伝えしました。
アカウンタビリティとは、ざっくりいうと
「目標に向かって主体的に行動する力」のこと。
つまり、自分からどんどん動くということです。
この「アカウンタビリティ」については、
みっちり1日研修をして身に付けてもらうようなものなので、
簡単にメルマガで全部を説明することはできないのですが、
一つ、重要なポイントがあるので、そちらをご紹介します。
そのポイントとは、
【目標を自分ごとにする】ということです。
たとえば、会社の目標が「売上5億円」だとして、
これは会社の目標です。
社員たるもの、会社の目標を達成するために
努力すべき、という意見もよくわかるのですが、
社員からすると、会社の目標は所詮、会社のものなのです。
極端に言うと、「他人ごと」なわけで、
それが達成されようがされまいが、自分の給料には
たいして影響しないし、自分の人生とは関係ないと思っています。
もちろん、そうではなくて、「会社に貢献する」ことに
歓びややりがいを感じる社員も多いことは知っています。
ですが、そういう人たちは何もしなくても頑張ってくれますから、
アカウンタビリティを高めるべきなのは、
「他人ごと」として捉えている多くの社員、ということになります。
彼らに、会社の目標を「自分の幸福と関係がある」と思ってもらえれば
上司がガチガチに管理しなくても、自ら行動できるようになるわけです。
まあ、それが最も難しいポイントではありますし、
それこそ研修する際にもいちばん重要なところなのですが、
今日はそのためのヒントを一つ。
「会社の目標を達成すると、あなたにはどんないいことがありますか?」
「会社の目標を達成すると、あなたはどんな成長ができますか?」
こういう質問を、社員に投げかけて、引き出してあげることです。
「売上5億」を達成したら、社員にどんなプラスがあるか。
ボーナスがもらえるかもしれないし、自信がつくかもしれない。
社内の雰囲気が良くなるのが嬉しい人もいますし、
一番貢献した社員が表彰されれば、それを励みにする人もいます。
「会社が目標を達成すると、社員にもプラスがある」
ということを、一貫して伝えてあげること。
これが、アカウンタビリティを持たせるポイントの一つなのです。
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