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「あんなに言ったのに、どうしてやらないんだ」の答え

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私たちは、よく
「あんなに言ったのに…」ということがあります。

ちゃんと仕事の手順も目的も伝えたのに。
いつまでにやるべきか、期限を伝えたのに。
失敗しやすいところは気をつけるように言っておいたのに。

言ったのに、相手はその通りにやらない。
期待したとおりの行動にならない。

そういうことを経験したことがあるのは、私だけではないでしょう。
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これは、どうして起こるのか。

あるイタリア車メーカーの日本法人で研修をしたとき、
これについての話があったので、少し紹介しておきます。
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まず、人は思っていることを100%正確に言語化することはできません。
よく、「上手く言えないんだけど…」ともどかしく思うのは、
自分の考えを的確に言葉で表現できないからです。

だいたい、言語化できるのは、上手な人でも80%程度なんだそうです。
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そして、話し手が80%話したことを、
聞き手は全部聞いていません。

私たちは、2つも耳があるのに、人の話を基本的に聞いていない。
私はプロコーチで、人の話を聴く訓練をしていますが、
それでも相手の言ったことの半分くらいしか聞いてません。

聞き上手な人でも、相手の言いたいことの60%くらいしか
聞いていないというのが、通常なんだそうです。
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さらに、人は聞いたことのすべてを理解できるわけではありません。
聞いても、自分なりの解釈をしてしまったり、
理解できないことはスルーしてしまったりしますから、
聞いた60%のうち、40%くらいしか理解できていない。

そして、そのうち覚えていられるのは20%程度、と言われています。
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つまり、自分が「言ったじゃん!」と思っていることでも、
相手はその半分も理解できていないし、
ほとんど忘れてしまって、記憶に残っていないということです。

だから、「言ったじゃん!」と言う前に、
相手は言ったことを理解していないし、
覚えていないという前提で接することです。

覚えていないかもしれないから、何度も確認するし、
理解していないかもしれないから、なるべくわかりやすく説明する。
聞いてないかもしれないから、興味をもつように話す。
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また、「前に言ったけど、覚えていないかもしれない」
ところからスタートすると、相手に対する期待値が下がります。

覚えていなくて当たり前。覚えていたらすごい。
こちらがそのように考えていれば、腹も立ちませんし、
相手が覚えていてくれたら感謝もできます。

そもそも「私が言ったことは全部わかっているべきだ」という考えは
だいぶ相手にとってキツいです。
もう少し寛容になってあげましょう。
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・・・と言って、自分の忘れっぽさを正当化してるわけじゃないんですよ(汗
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★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

「言ったことは伝わっていない」と思って接しよう

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