今回は居酒屋さんの事例です。
といっても、居酒屋を経営する会社さんの話で、
居酒屋の現場の話やお酒の話は出てきませんが(笑)
どうやって店長たちのやる気を引き出したのか、
という事例をご紹介します。
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同様のテーマでYouTubeに動画も出していますので、
お時間のあるときに見てみてください。
(居酒屋の店長たちのモチベーションを上げた、9割の人がやっていない簡単な方法とは?【事例】)
>> https://youtu.be/vGBNXWTvGqk
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動画の中では、居酒屋を経営する会社の統轄をしている山本さん(仮名)が
部下である店長や社員スタッフに対して何をやったのか、
ということをご紹介しました。
やっていることはシンプルなんですが、要約すると
・「First Only Positive」のコミュニケーション
→ 先にほめる、先に部下の言うことを承認・応援する
・「アソシエイト」の技法
→ 部下のやりたいことと、会社の目標をリンクさせる
・「質問」によって考えさせる面談
→ 質問することで、部下が自分で考えることを促す
ということをやっていたんですね。
(詳しくは動画をご覧ください)
この3つは難しい技術ではなく、やろうと思えばわりと簡単に実行できます。
部下をほめるのに高度なスキルは必要ありません。
いいところを「いいね」と言ってあげるだけです。
部下のやりたいことを聴くのも、難しくありません。
口を挟まずに相づちを打てば、けっこう話してくれます。
質問はちょっと難しいですが、動画内でもご紹介したように
「1on1ミーティングシート」を使えば誰でもできます。
(→ https://www.180-0004.com/1on1sheet/)
私もメルマガでよくお伝えしているし、
そうでなくても本やセミナー、ブログ等でもよく言われていたりします。
・・・なのに。
なのに、多くの人が、こういう部下との関わり方をしていないんです。
その理由は、ちょっと厄介なんですが、
『上司のメンタル』だったりします。
知っていてもできないことは、ほぼメンタルが原因です。
山本さんも、なんとなく上記のことは知っていたんですが、
・仕事の基準が高いので、それに満たない部下の足りないところが目につく
→ つい「ダメ出し」ばかりをしてしまう
・会社の目標が大事なので、そちらを先に話してしまう
→部下のやりたいことに興味・関心を持てない
・自分の経験や考えに自負心があるので、自分が正しいと思ってしまう
→相手の話を聴かずに、自分の価値観・自分の正解で話してしまう
のように、「望ましくない」と思う行動を
「つい」取ってしまっていたんです。
山本さんはそれを良くないと思っていたし、
変わりたいと思っていたし、向上心も強い方なので、
コーチングの中で「自分は話しすぎていましたね」と気づいて
それを修正することができました。
そして、部下とのコミュニケーションを変え、
やる気を引き出せたというわけです。
コーチングを受けなさい、というわけではありませんが、
もし
「話を聴くといいということは知ってる」
「ほめた方がいいのはわかっている」
「だけど、なぜかうまく実行できない」
という場合は、メンタル面を見直してみられることをお勧めします。
メンタルの見直しは、コーチングを受けていただくのが早いですが、
ご自分で取り組みたい場合は、
1on1ミーティングシートに自分で取り組んでみるといいでしょう。
質問に順番に答えることで、ご自身の内面を整理することができますので。
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動画では山本さんが部下との関わり方をどう変えたのか、
という話を詳しくご紹介しています。
YouTubeもぜひご覧になってみてください。
(居酒屋の店長たちのモチベーションを上げた、9割の人がやっていない簡単な方法とは?【事例】)
>> https://youtu.be/vGBNXWTvGqk
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普段忙しい管理職の方には、こう思う方が多いのではないでしょうか?
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