今日は雪の中外回りなので、短めに。
私、あまり専門分野を限定していないので、いろいろな種類の相談を受けます。
最近はビジネスや営業の相談が多いですが、
恋愛や不倫の相談を受けることもあります。
「今、実は不倫してるんだけど、どうしましょう」
みたいなやつです。
この「不倫の相談」。
あまり人に相談できるようなものではないと思われますが、
どうしてコーチである私に相談するのでしょうか?
一つに、「コーチには守秘義務がある」というのがあります。
コーチはクライアントから聞いた話を口外しない義務があるので、
秘密は守られるというのが、相談する理由の一つ。
ちなみに、私はメルマガでけっこうコーチングの内容を書いてますが、
「事例を使わせていただきます」というお約束で契約していますし、
センシティブな内容はクライアントさんに許可を取るようにしています。
で。
守秘義務があるから、不倫の相談をしやすいというのはそうなんですが、
それだけではありません。
私に不倫の相談をしてくる方がいる、もう一つの理由は、
「私が不倫を責めないとわかっているから」です。
不倫とは、まあほめられたことではありません。
社会的には、よくないこととされていますし、民法上も違法だったはず。
ですが、私は不倫をしている人を責めることはありません。
不倫をいいとは思いませんし、するつもりもありませんが、
悪だから裁かれるべきだとも思っていません。
そもそも、不倫が悪だというのは、一つの価値観であって、
それが世界の唯一絶対の正義ではないわけです。
ていうか、クライアントが不倫をしていても、私の人生には
1ミリも関係ないので、極端に言えば興味がありません(笑)
私の問題ではなく、その人達の問題なんです。
(私が当事者になったら、もちろん嫌ですよ)
それよりも、その人が不倫で悩んでいることのほうが
私にとっては関心が強いことですし、
その悩みの状態を改善することに興味があります。
不倫状態にあることがその人の人生にプラスであるなら、
こっそりと不倫を続ければいいでしょう。
(多くの場合、そうはなりませんが)
そうではなく、その人が不倫関係を終わらせたいと思ったら、
そこで初めて「どうやってその関係をやめるか」
という話を始めるのです。
この「本当のことを話しても責められない」という安心感は
相談者にとってとても重要なものです。
これ、不倫の話でなくても、部下が上司に何かを相談したとき
「お前、そんなことで悩んでるからダメなんだよ」
なんてうだうだと説教されそうだと思ったら、
どんな重要なことでも相談できません。
トラブルやクレームの報告も同様です。
他の人の多様な考え方や行動に対して、受容する力。
これがあると、結果的に影響力も高くなるのです。
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