コーチング

コーチングはリポDではない

 

よくコーチングを習いたての人を見ていると、
リポDみたいなコーチングをしてるなと思うときがあります。

リポDっていうのは、リポビタンDのことです。

 

リポDって、飲むと一時的に元気になりますよね。

私もプログラマー時代、残業をリポDで乗り切ったことがありますが、
疲れたとき、頑張らなきゃいけないときに
短期的に元気を出すのに、使う人も多いのでは。

 

ただ、リポDを飲んだからといって体力がつくわけでもないし、
疲れが永続的になくなるわけでもありません。

その時一時的に元気になった反動で
後からどっと疲れが襲ってきたりもします。
飲み続けていると体を壊したりもしますよね。

 

その、リポDみたいなコーチング、
つまり「一時的に元気になるだけ」というコーチングを
している『プロコーチ』も、結構多いなと思ってます。

 

一時的に元気になるのが悪いというわけではありません。
落ち込んでいる人なら、まずは元気になるのが必要、
なんてことも多いです。

ただ、それ「だけ」だと、本質的な解決にはなりません。

それどころか、そのレベルのコーチングをしていると
クライアントがコーチに依存することもありえます。

 

そうではなくて、プロのコーチなら
「コーチングを受けるたびに、クライアントが成長する」
「本質的な問題が少しずつでも改善する」
というコーチングをする必要があります。

そして、ゆくゆくは
「コーチがいなくても、自分の力で進むことができる」
ようになってもらうのが、本物だと思うのです。
(ビジネス的には厳しくなるんですけどね 笑)

 

コーチングの専門家じゃない人(上司など)がやるなら
そこまでのことは必要ないと思います。

ときどき上司が部下の話を聞いて、
部下が元気になったりスッキリしたりで十分だと思います。

リポDだって、元気がないときにときどき飲んで
栄養補給をするために飲むなら有効ですしね。

 

ただ、プロがお金を頂いてコーチングをするなら
その時の気分が良くなるだけのコーチングではなく

考え方や価値観、行動パターンに変化が起こるような
一段、二段深いレベルのコーチングをしていきたいものです。


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