AIと対話するとき、よく出てくる「壁打ち」って言葉。
サッカーや野球、テニスなどで、壁に向かってボールを打つ練習に例えて
「相手にとにかく自分の考えを話し、聞いてもらうことで
自分の頭の整理をすること」
なんだそうで。
まあ、そういうのがあることは一応知ってましたが、
AIがよく、「コーチは壁打ち相手になります」みたいな表現をしてくるので
ものっっっっっっっっすごい違和感があったんです。
あー、この認識が、「コーチング」が舐められる原因の一つかな、とか。
一般的には、コーチングは
「相手にアドバイスをするのではなく、とにかく傾聴する」
「質問をすることで思考を深掘りする」
「言葉を要約するなどで相手の頭の中を整理する」
みたいなことをするんですよね。
なので、そういう意味で言うと「壁打ち」と同じに見えますし、
経験の浅いコーチだったら、まさに「壁」になるので大きく間違ってません。
だけど。
「それなら、コーチでなくてよくね?」
「その程度なら、聞き上手の友達でよくね?」
って思いません?
コーチにお金を払ってまでやることじゃないですよね。
では、本当のコーチは何をするのか。
当然、「壁打ちの相手」もできますし、必要に応じてやります。
頭の中でごちゃごちゃになった思考を整理するのは、
コーチングの基本の基本ですから、できないと話になりません。
その上で、プロのコーチは、
・相手の心理状態と言動の一貫性を確認し、ズレがあれば指摘する
・相手が自力では考えつかないアイディアを創出する
・思考や感情の無意識のパターンを見つけ出し、必要に応じて修正する
というようなことを行います。
「社長、今のアイディアは”現状のネガティブを避ける”思考になってます。
”ビジョンを実現する”思考で考えたらどんなアイディアが考えられますか?」
「御社の理念は○○でしたよね。今の案は理念に合っていないように感じますが、
あえて理念に合わないアイディアを進めていくということですか?」
みたいな感じですかね。
スポーツのコーチで言えば、
「壁打ち相手」は「壁」になってボールを跳ね返すのに対して、
「コーチ」はキャッチボールしながらフォームのズレやブレを指摘し、
その人にとってベストのフォームに修正していく
くらいの違いがあります。
当然、コーチングは「相手が主体」ですから、
コーチの正解を押しつけるようなことはしません。
「あなたにとってのベストのフォーム」からズレている部分を指摘するし、
「あなたにとって一番情熱を持てること」に意識を戻していくし、
「あなたが一番力を発揮できる戦略」を一緒に考えて行きます。
そのためには、「あなた」を深く理解しないといけないし、
ただ肯定するのではなく耳の痛いことを指摘することもあるし、
一般的な「正解」を知った上で相手に合わせてカスタマイズすることも必要です。
それくらい、専門性を高めつつ幅広い知識を学んでいます。
最近「壁打ち」って言葉をよく聞くので、思ったことを書き連ねてみました。
私はたいていのことは「ふーん、そういう考えがあるんだ」と流すんですが、
コーチングに関してはちょっと暑苦しくなってしまいますね(反省)
(お知らせ)
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