弊社のブログのアクセス解析を見ると、
「プライドの高い部下の扱い方」
というキーワードで閲覧されることが多く、
だいぶ前に書いた記事がよく読まれているんです。
(→この記事です)
プライドの高い部下に手を焼いている人が多いのかな、と思うので、
あらためてそういう部下をどうすればいいか、
コーチングの視点からお伝えしてみようと思います。
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同じテーマでYouTubeに動画も出していますので、
お時間のあるときに見てみてください。
(たいして仕事できないのにプライドばっかり高い! ・・・そんな部下の扱い方)
>> https://youtu.be/yFOeRigz0Qo
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部下に限らず、プライドの高い人を動かそうと思ったら、
重要なのは「感情」です。
プライドが高い人ですから、「負ける」「間違いを認める」「従う」
ということは、感情的に嫌なわけじゃないですか。
それがどんなに正しいことでも、
感情がそれを認めなければ、「その通りでした」とならないわけです。
(それが「めんどくさい」と言われる理由なんですが…)
上司の側としたら、正しいことを教えないといけないですし、
おだててご機嫌を取るみたいなのも嫌だとは思うのですが、
そもそも正しいことを教えても、相手がそれを聞かなければ
意味がないわけですから、
相手の感情を上手に使って、まずは「聞く」姿勢を作る方が
回り道なようで、実は早く相手を動かすことができます。
(北風と太陽の話みたいですね 笑)
では、どう「感情」を扱えばいいのか、という話ですが、
ここでは動画に載せたのとはちょっと違うことをお伝えします。
小手先の方法っぽくはあるのですが、実感としては
かなり有効なやり方なので、試してみてください。
その方法というのが、
「人生がうまくいくSOS」
というものです。
私が独立したばかりの頃に、ある営業マンの方に教わりました。
「この3つを使っていれば、何でもうまく行くよ」
と言われて、しばらくこの3つを使い続けていたのを覚えています。
というか、今でもわりとよく使います。
たしかに、人間関係がうまく行きやすいと実感していますので。
さて、その肝心の「人生がうまくいくSOS」は、この3つです。
S:すごいですね!
O:教えてください!
S:さすがですね!
なんか、キャバ嬢が使う「男を乗せるさしすせそ」みたいですが(笑)、
これが口癖になっていると、本当にうまく行きやすいです。
この3つは、相手の「重要感」という欲求を満たす言葉です。
これを言われた人は、自分が認められたと感じやすいんですね。
多くの人は、自分を認めてくれる人、高く評価してくれる人に対して
好感を持ち、心を開きやすい。
ですから、相手を認める言葉や関わりをしていると、
警戒心を解き、こちらの言葉を聞く態勢が作れるんです。
プライドの高い部下に対しても同様で、
こちらの指示や指導を伝える際に、聞く態勢を作るには、
先に承認する言葉をかけて、相手を認める関わり方をしておけば
相手も感情的にオープンになり、こちらの指導を受け入れやすくなります。
相手を認める、ということには、何のコストもかかりません。
「すごいね」「さすがだね」と声をかけるだけで関係が良くなって
こちらの指示・指導を聞くようになるのなら、
試してみてもいいのではないでしょうか?
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YouTubeの方では、また違った話をしています。
若手を活性化するのに、役立てていただければと思います(´▽`)
(たいして仕事できないのにプライドばっかり高い! ・・・そんな部下の扱い方)
>> https://youtu.be/yFOeRigz0Qo
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