管理職研修などを行うと、
「部下の意見を尊重しましょう」
「部下を肯定しましょう」
のように言われることが多いかと思います。
(私も研修ではそう伝えています)
ですが、本当にそれが正しいのでしょうか?
仕事をする上では、厳しくする必要があるのではないでしょうか?
そういう疑問も出てくるかと思います。
今日は、「優しい」「厳しい」について、少し考えてみましょう。
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同じテーマでYouTubeに動画も出していますので、
お時間のあるときに見てみてください。
(部下への接し方は優しくすべきか、厳しくすべきか?)
>> https://youtu.be/8BVWu8HIwt0
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上司が部下にどんな姿勢で接するかは、人それぞれに答えがあり、
それはどれも間違いではないと思います。
人の数だけ正解がある話ですので、難しいんですが、
ここでは「私が考える接し方」についてお話ししようと思います。
さて、私はコーチですので、コーチングの側面からお話ししたいのですが、
私の答えは、
「本当の意味の優しさで、部下に接する」です。
本当に優しさをもって人と接するなら、
信頼関係をしっかり築きながら、相手の成長を促し、
行動力も最大化した上で相手を励まし、自信を育てることもできます。
では、「本当の意味での優しさ」とはどういうことかというと、
【相手を尊重しつつ、本質を外さずに、必要なことを言える】
ということです。
コーチングの話で言うなら、たとえば
ダイエットしたいというクライアントがいて、頑張っているのに
つい運動をサボってしまい、おやつにケーキを食べてしまった
という場合に、
「何やってるんですか、ダメじゃないですか」でもなく、
「そういうときもあるよね、しょうがないよね」でもなく、
「あなたの気持ちは、一応理解します。
食べたくなるときもありますし、サボりたいときもありますよね。
けど、それはあなたのダイエットにとっていいことなんですか?」
と、毅然とした態度で取り組みます。
相手の感情は理解し、気持ちを汲むし、尊重する。
けど、それが相手のためにならないなら、それを良しとはしない。
相手のためを思うなら、耳の痛いことも言う。
それが、優しさではないかと思うのです。
もちろん、これを厳しいと受け止めて凹んでしまう人や
逆ギレ気味に嫌な気持ちになる人もいますが、
そこを意識するのではなく、相手の将来の幸福を見据えて
自分が嫌われたとしても、言うべきことを伝える。
本当に考えなければならないことを問いかける。
そうでないと、相手をダメにしてしまうかもしれませんので。
実行するのはちょっと難しくて、常にできるわけではありませんが、
可能な限り、「本当の意味での優しさ」を持てるように心がけています。
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YouTubeの方では、もっと具体的な技法をご紹介しています。
一番重要なポイントもお伝えしていますので、ご覧になってみてください。
(部下への接し方は優しくすべきか、厳しくすべきか?)
>> https://youtu.be/8BVWu8HIwt0
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