私は「言い訳」がけっこう好きで、クライアントさんが言い訳すると
どんな言い訳をするのか、なぜ言い訳をするのかと
興味津々になってしまいます。
今日は、そんな言い訳の話を。
さて、社員が言い訳ばかりして、前向きに仕事をしない、
なんて相談を受けることもあります。
こういうとき、言い訳を論破して、間違いを正してはいけません。
また、「言い訳なんてしてないでさっさとやれ!」なんて
言い訳を無視してしまってもいけません。
特に、上司と部下の関係だと、一般的に上司の方が立場が強いので、
言い訳さえも封じ込めると、部下の逃げ場がなくなって
ストレスで潰れてしまうこともありますからね。
そうではなくて、言い訳の裏にある「ホンネ」を聞き出すことです。
言い訳をしている人は、「私は悪くない」ということを
必死でアピールしています。
この「私は悪くない」が、彼らの本音です。
(私は悪くないんです。)電車が遅れたのが悪いんです。
(私は悪くないんです。)急な電話があったのが原因なんです。
言い訳は、自己防衛の手段なのです。
ですから、最初にしてあげることは、
「あなたが悪くないのはわかっているよ」ということを示すこと。
「あなたを責めているのではないよ」という姿勢で接することです。
「どうして失敗したんだ?」と問い詰めると、言い訳したくなりますが、
「君は何か考えがあってやったんだと思うけど、うまくいかなかったのは
何が原因だったのかな?」と質問すると、客観的に考えます。
大切なのは、「自己防衛をする必要をなくす」こと。
こうすると、言い訳をせず、建設的に考えられるようになるのです。
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