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132万円のコンサルティングが5分で売れた話

先日、Amazon Primeで動画を見ていたら
電話がかかってきました。

電話の主は、以前アシスタントをしてくれていたHさん。

久しぶりだなぁ、と思いながら電話に出たんです。

 

「もしもし〜 久しぶりやね、どうしたん?」
「久しぶりですね〜 最後に話したの、いつでしたっけ〜」

こんな他愛のない会話を少しした後、Hさんが

「実はですね、いま私、セールスの合宿に来てまして」
と言いました。

 

この一言ですべてを察した私(笑)
「おうよ、どんなセールスするん?」
と聞くと、

「私のYouTubeコンサルを買ってほしいんです。
等価交換でもいいので、中城さんのコーチングを交換しませんか?」
と。

この提案を受けて、
「いいよ〜 じゃ、お互いにコーチング・コンサルするってことで」
と、即OKしました。

このセールスの所要時間、およそ5分です。
詳細の内容など、当然聞いてません(笑)

 

ちなみにHさんのYouTubeコンサルは132万円で、
私のコーチングの正規料金と一緒だったので、
まさに等価交換となり、お互い132万円のサービスが売れたことになります。

 

さて、今回の例。
サービスの交換で現金の手出しがないとはいえ、
132万円のサービスに対して
5分で「買うよ」と言ったのはなぜだったんでしょうか?

 

私が「セールスされる側」として分析したところ、
2つの要因があったと思っています。

1つは「圧倒的な信頼関係」、もう1つが「品質を知っている」ことです。

 

Hさんは私のアシスタントをしてくれていた頃、
私の期待をはるかに超える働きをしてくれていました。

「○○のセミナーをやろうと思うんだけど」と言うと、
その日のうちに「会場押さえました」と連絡が来るし、
次の日には案内ページができあがっています。

セミナー当日には、プロジェクターのような大物だけでなく
ティッシュやゴミ箱などの細かいものまでバッチリ揃えてくれていて、
私はセミナー内容以外のことを考えなくて良かったんです。

 

それだけ、Hさんが仕事のできる人だと知っていたし、
アシスタントとして十分以上に助けてくれていたので
Hさんに対する信頼は揺るがないものでした。

Hさんが勧めるなら、Yesでしょ。
こういう心境になっていたんです。
(そうでなかったら、逆に説教するようなセールスでした 笑)

 

そして、「品質」です。

先ほど話したように、Hさんはとても仕事ができます。
それだけでなく、実績もあるんです。

今ではかなり有名なYouTuberのプロデュースチームの一員として
YouTubeに深く関わっているのを知っていました。

否定しようのない実績がある。
本人は仕事もできるし、こちらを十分わかってくれる。

私はそれを知っていたので、二つ返事でYesと答えました。

 

この話、「Hさんがすごかった」だけで終わるともったいないので、
皆さんに応用するとしたら、

・セールスするには、「圧倒的な信頼関係」がある人にお勧めすること
・信頼関係がまだない人には、関係構築に集中すること
・セールスするには、こちらの品質をわかっている人にすること
・まだわからない人には、品質をわかってもらえるようにすること

というところでしょうか。

 

「あなたが勧めるなら私は好意的に捉えるし、
品質もいいだろうし、私のプラスになるだろう」

こう思ってもらえる状況を作ること。
これが5分で132万円が売れた秘訣だったのです。

 

…その状況を作るのが難しいんですけどね(笑)


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