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「〇〇専門店」を名乗ると、すっごいリスクあるよ、という話

先日、買い物に行ったときに
「油そば専門店」を見つけたんです。

 

私、東京に行ったときには毎回一度は食べるくらい
油そばが好きでして、

「お、油そば専門店なんて、めっちゃ嬉しいじゃん!」
と、飛びついたんですよ。

 

一番ベーシックな油そばを注文して、待つこと数分。
事情によりしばらく東京に行けないのもあって、
ワクワクが止まらない!

「お待たせしました〜」って丼を受け取って、
トッピングのチーズを入れて、
底の方に溜まったタレを全体に絡め、

「いただきま〜すヽ(=´▽`=)ノ」

 

・・・

 

・・・

 

うん。

まあ、ここ、フードコートだしね。
東京のような油そば激戦区でもないしね。
タレの味は油そばっぽいしね。

ま、しょうがないか・・・(;´Д`)

 

とまあ、ぶっちゃけ「微妙」だったんですよ。

 

さて、ここでビジネスの視点で考えてみると、
今回の「油そば専門店」は、どうでしょう?

「油そばが好きな人」である私が、
「油そば専門店」という言葉に惹かれて購入したので、

ある意味「新規顧客の獲得」には成功したと言えるでしょう。

 

ただ、私は「専門店」という名前を見て
さぞ美味しい油そばが食べられるだろうと、
めっちゃ期待でワクワクしていたため、

「微妙」な油そばを食べた時の落胆も大きかったんですよね。

おそらく、再びこの店で食べることはないでしょう。

 

これが、普通のよくあるラーメン屋さんの油そばで
たいして期待もしていなかったら、
ここまで落胆することもなかったと思います。

そこそこおいしければ、「ま、こんなもんだろう」と思って
どうしても油そばが食べたいときには
そこで「妥協」することもあるかもしれません(失礼な言い方ですがw

 

「〇〇専門」っていう売り出し方は、たしかにエッジが効きます。
〇〇が欲しい人の目に止まりやすくなります。

新規顧客の獲得にはいいかもしれません。

 

ただ、「専門」という言葉から、期待値がめっちゃ上がります。
「専門」に恥じない品質でないと、かえって評価を下げることになります。

普通の店なら普通の味で「普通」と評価されますが、
専門店で「普通」の品質では、「悪い」と評価されます。

「悪い」と評価されたら、そのお客さんはもう来てくれません。
リピート購入がなくなる、ということです。

 

マーケティングを学んだことのある方なら、
リピートされずに新規顧客だけを追い続けることが
どれだけ大変なことかわかっていただけると思います。
(新規顧客の獲得コストはリピート購入してもらうコストの5倍)

 

なので、安易に「〇〇専門」って名乗るのは諸刃の剣でっせ、
専門を名乗るなら、その名に恥じないくらいの
専門性をもってやらないといけませんぜ、

というお話でした。

 

あー、東京に行って油そば食べたいなぁ( ̄¬ ̄*)


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