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「自分の強み」がわからないときの質問

マーケティングの基本でもあるんですが、「自社の強み」を明確にし、
自分の強みを活かしてビジネスをしたほうが
いい結果を出すことができます。

なので、個人・法人を問わず、「強み発掘」みたいなセミナーが
よく行われています。
 

先日も、Kさんという方から「自分の強みを見つけたい」という
相談をいただき、お話を聞きました。

「自分の強みについて、人に聞いたり自分の過去を考えたり
 いろいろやってみたんですけど、いまいちピンとこないんです」

そうなんです。

「私の強みって何ですか?」と周りの人に聞いて歩いたって、
人は他人の強みになんて興味が無いわけで、
ぶっちゃけ「よくわからない」です。

友達とかだと、それじゃ角が立つので、
「人柄が親しみやすいところかな」とか言ってくれますが、
よほど親しくて、よほどあなたのことを気にかけてくれている人でなければ、
的確に「本人が気づいていない強み」を指摘するのは難しいでしょう。
 

実は、強みを発掘するときは、強みを見つけようとしてはいけません。
 

アタマで考えた「強み」なんて、どうせ大したことありません。
そうではなく、自分が自然にできてしまっていること、
「こんなの、普通でしょ?」と思うようなこと、
それが本当の強みです。

なので、質問で引き出すなら、そういう質問をするんですが、
今日は一つ。強み探しの視点をご紹介します。
 

それは、「ビジョンからスタートする」というもの。

個人であれば、「あなたの夢はなんですか?」
「あなたがやりたいことは何ですか?」という質問から始めます。

そして、
「その夢を実現するために、あなたが一番できそうなことは何ですか?」
「やりたいことをやるために、一番自信を持てるのは何ですか?」
という質問が続きます。
 

「強み」というのは相対的なものです。
背が高いことは、蛍光灯を取り替えるためには強みですが、
狭いところに入っていくためには弱みになります。

ある目的のために有利な特徴が「強み」であり、
ある目的のために不利な特徴が「弱み」なのです。
だったら、まずは「目的」がわからなければいけません。

なので、「夢」や「やりたいこと」「ビジョン」を明確にして、
それをやりやすくする自分の特徴を考える。
この手順で「強み」を引き出していくんです。
 

ちなみに、法人の場合は
「御社の理念は何ですか?」
「御社の5年後のビジョンはどんなものですか?」
「もっとも貢献したいお客さまはどんな人たちですか?」
という質問からスタートします。

自社の理念から引き出された強みは、競合他社と比較する必要がなく、
しかも企業の存在意義に直結していますから、
そこに集中していれば、ブレることもないのでお薦めです。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント  

まずは自分たちの「目的」を意識しよう


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