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働き方改革で生産性を上げるコーチング手法

昨日は、「働き方改革」についてお話しました。
モチベーションが最初に大切だという話でしたが、
それはこのメルマガで何度もお伝えしていることでもあります。

では、モチベーションさえ上げておけばいいのかというと、
もちろんそんなことはなくて、やはりやる気だけではどうにもならない
という部分も多くあるわけです。

では、具体的に生産性を上げるためには
どんな行動を取ればいいのでしょうか?
 

これは、社員にやる気がある前提での話なのですが、
「仕事の無理・無駄・ムラを見つけ出す」
というのが重要です。
 

私達の普段の仕事は、全部が生産性に貢献しているわけではありません。
むしろ、多くの会社で、無駄な仕事が大量に発生しています。
(だから日本の労働生産性が低いんです)

たとえば、進捗確認のために1時間、全員を集めた会議をしたとすると、
その1時間は、全社員の仕事が止まります。

目的が進捗確認であれば、事前にGoogleのスプレッドシートか何かに
進捗を書いておいて「それを確認しておくように」とすれば、
会議そのものの必要さえなくなります。

現実的には、「やっといてね」と言ってもやらない人も多いので、
10分程度のミーティングくらいは必要でしょうが。。。

ともかく、全員が雁首揃えて1時間も座っていなくていいわけです。
 

こう言うと、「いや、顔を合わせて話すことが重要なんだ」という人がいますが、
それならチームワーク向上のための会議にすべきであって、
「進捗確認のため」だったら、会議は不要なわけです。

だったら、会議では進捗確認ではなく、チームワーク向上に役立つ
ワークをやるなり懇親会にするなり、別の時間の使い方ができます。
 

話がそれました。
この、「無駄な仕事」や「仕事のムラ」「社員に負荷がかかりすぎている仕事」を
見つけ出して、思い切ってそれをやめてしまうことです。

余計な仕事をしなくて良くなれば、その分労働時間が減ります。
もともと無駄な仕事だったんだから、得られる成果は減りません。

それどころか、重要なことに集中できますから、
もっと質の高い仕事を、たくさんできるようになります。
 

では、どうやって「無理・無駄・ムラ」を見つけだすかというと、
「社員に聞く」ことです。

現場でやっている仕事で、「これは無駄だな」と思う仕事。
時間や手間がかかる割に、あまり成果が上がらない仕事。
こういう仕事がないか聞いてみると、社員の方がよくわかっているものです。

それで、「では、それをやらずに済むにはどうすればいいか」を
社員自身に考えてもらえば、彼らは自分が楽になりますから
積極的に考えてくれるというわけです。
 

ただ、最初に言ったように、これは社員にやる気があるのが前提です。

やる気のない社員に「どの仕事が無駄ですか」と言っても、
考えるのが面倒で考えてくれませんし、
やる気のない社員だと、自分がサボって楽することを考えるからです。
 

無駄な仕事を減らして、有意義だと感じられる仕事に集中できると、
さらに社員のやる気が出て、生産性が上がっていきますよ。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

無駄な仕事はさっさとやめよう


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