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相手の興味を引く企画の作り方 その2

昨日、メルマガを配信した10分後に
「続きを書いてください」とメールを頂いたので、
お約束どおり、「興味を引く企画の作り方」第2弾です。

ちなみに、第1段はこちら。
>> 相手の興味を引く企画の作り方
 

まず、「見込み客についてリサーチ」
次に「彼らの痛みと快を明確にする」
さらに「その上で企画を作る」でしたね。

でも、ここまでやっても、まだ完成していない。
ちょっとイマイチな企画になっているというお話でした。

なので、今日はこの「イマイチな企画」を「使える企画」にするために
やるべきことをご紹介しておきますね。
 

といっても、すごく簡単な話で、
【試作品の企画書を、見込み客に見せる】
というもの。

とりあえずできた「イマイチ企画」の企画書を、それっぽく作って、
「こんな企画を考えているんですけど、どう思いますか?」と
直接聞いてしまうんです。

それで、「面白そう!」とか「いいですね!」とか、
ポジティブな反応が返ってきたら、ひとまずOK。

あとは、「これは、どういう内容なんですか?」と詳細を聞いてきたら
興味を持っているというサインです。

逆に「うーん・・・」とか「ま、いいんじゃないですか」とか
相手が興味を示さなかったら、次のステップです。
 

見込み客が興味を示さないということは、
こちらの「いい」と思う感覚と、相手の「いい」と思う感覚に
ギャップがあるということ。

なので、このギャップを埋めれば、興味を引く企画になるわけです。

そこで、その場で相手に
「これがどんなものだったら、面白そうだと思いますか?」とか
「こういうのじゃなくて、どんなのが欲しいですか?」とか
直接聞いてしまうのが一番早いです。

そして、「こんな企画のほうがいい」と言われたら、それを作ってしまう。
こうすると、見込み客が興味を持ちやすい企画になります。
 

それなら、「最初から見込み客に聞けばいいじゃないか」と思いますが、
見込み客も「何がほしいか」はよくわかっていません。
いきなり聞かれても、自分のほしいものを明確に説明できないんです。

ただ、「それはいらないけど、そうじゃなくて○○がほしい」
というのは言いやすい。
その「それじゃなくて」を引き出すのに、試作品が必要なわけです。
 

ちなみに、企画を立てる感覚は、たくさんやると精度が上がります。
私もずいぶん、「アレ」な失敗作を作ってきましたので、
今ではそれなりに当たりを作ることができるようになりました。

それでも、だいたい10〜20%くらいです。
8割以上が、「ハズレ」の企画なんですよね。
プロの企画屋さんなんかは、もっと精度が高いかもしれませんが。

ただ、私は別に、この精度を上げることよりも、
大量にハズレを作ることのほうが重要だと思っています。

だって、8割ハズレなら、企画を10個作れば2個は当たるわけです。
だったら、8個のハズレをさっさと作ったほうがいい。
 

とにかく、プロトタイプ(試作品)を作ったら、
見込み客に見せて反応を見る。
反応が悪ければ、どんなのがいいか直接聞く。

やっぱり泥臭い方法ですが、結果的にこれが一番早いんです。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

試作品を見せて、本当に欲しいものを聞き出そう


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