失敗すると、その失敗をいつまでも引きずってしまったり、
うまくいかないと、どんどん思い悩んでしまったり、
他人の目を気にしすぎて、動きが遅くなってしまったり・・・
「メンタルが弱い人」というのは、どこにでもいるものですね。
コーチングの世界では、成功の要素として、
「スキルやノウハウは20%、メンタルが80%である」
と言われています。
上司としては、部下のメンタルを強化して、
もっといいパフォーマンスを発揮してほしいところですね。
そこで、今日は、相手のメンタルを強化する方法をお伝えします。
「メンタルが弱い」というのは、言い換えると
「少しのことで感情がネガティブな状態になる」ということ。
つまり、落ち込みやすく、前向きになりにくいということですね。
こういう人を、落ち込みにくく、前向きにすればいいわけです。
そのために、上司がすることは、「失敗させる」こと。
もちろん、ただ失敗させるのではありません。
それでは、弱いメンタルがもっと弱くなってしまいます。
そうではなくて、
「失敗させ、それを思いっきり承認する」
ということです。
メンタルの弱い人は、「失敗=悪」と考えています。
失敗してしまうと、評価が落ちる。
失敗してしまう自分は悪だから、価値がない。
失敗してしまう自分なんて、ここにいてはいけない。
極端にいうと、それくらいのことを考えたりします。
だから、ちょっとした失敗でも、すぐに落ち込みますし、
失敗する可能性のあることは、怖くてやれません。
これが、メンタルの弱い人のパターンなんですね。
ですから、この「失敗=悪」という前提を壊してしまう。
失敗しても、ぜんぜんOKにしてしまうんです。
そうすると、失敗が怖くなくなります。
失敗が怖くなくなると、失敗しても落ち込まないし、
失敗する可能性があることも、行動できるようになるんです。
もちろん、仕事の上での失敗などは、責任を取る必要はあります。
ただ、それは上司がフォローしつつ、リカバリーすればいいことです。
責任をとって対処する必要はあるけど、咎める必要はない。
失敗したときに、咎めるのではなく、対応を考えさせる。
失敗をしても、その人の価値は下がらないという考え方を持ち、
それを部下が実感したときに、その部下のメンタルは
とても強いものになります。
これをやるには、上司のメンタルが強くないといけなんですけどね(笑)
★まとめ
失敗は、咎めるのではなく、対応策を一緒に考えよう
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