私、セミナーやらコーチングやら自己成長やらという業界に
もう12年ほどいるんですが、
いろいろなクライアントや受講生の皆さんを見ていると、
成長の速い人とそうでない人がいるのがわかります。
成長の速い人は、あっという間に学んだことを吸収して
どんどん自分の世界を広げていきます。
対して、成長に時間がかかる人は、なかなかステージが変わらず、
状況がなかなか変わっていきません。
それで、成長に時間がかかる人を見ていると、
「ある能力」が優れていることがわかりました。
その能力とは、【バランス感覚】です。
成長に時間がかかる人は、バランスをとるのがうまい。
そして、なかなかバランスを崩しません。
逆に、成長の速い人は、バランスが崩れています。
バランスをとるという意識がないのかもしれません(笑)
バランスをとるというのは、事態を安定させる行為です。
ですが、事態を安定させると、動きにくくなります。
動くというのは、それだけで不安定だからです。
安定していて、あまり動かない人は、成長が遅くなります。
成長の速い人は、現状を安定させようと思っておらず、
どんどんバランスを崩して動いていますから、
その分経験の量が多く、成長が速いです。
バランスをとる人は、大きなリスクを取りません。
新しいことを学ぶにも、まずは本をじっくり読んで、
それを完全に理解してから、有用だと思ったら実行して、
もっと学ぼうと思ったら、専門的なセミナー等に参加します。
バランスを崩している人は、あまりリスクを気にしません。
新しいことを学ぼうと思ったら、さっさと人から学んで
やりながら覚えていきます。
もちろん、たくさん失敗しますが、その失敗の原因の理由を知るために
セミナーに参加して、またヒントを得て実行します。
失敗のフィードバックの量が多いので、成長も速いです。
総じて言うと、最短のレベルアップ方法は、
【高いスピードで失敗と学習を繰り返す】ことです。
よく言われるPDCAサイクルに似ています。
「こうなんじゃないかな」と仮説を立ててやってみる。
結果を確認して、アプローチを調整し、もう一度仮説を立てる。
このサイクルが速いほうが、早く成長できるのです。
とはいえ、失敗を繰り返していると、普通は凹んでしまうもの。
また、自分ひとりで失敗しまくっていると、思考パターンにハマってしまい、
なかなか改善が難しくなってしまいます。
なので、成長の速い人は、師匠についたりコーチをつけたりしています。
私のクライアントさんも、毎回たくさんの失敗をしてきます。
それを糧に、次の策を一緒に考えるのがコーチの仕事です。
どんどんバランスを崩して、小さく失敗して、経験を積みましょう。
失敗を経験に変えるのを助けてくれる人と、一緒に成長してみましょう。
現実が、どんどん変わっていきますよ。
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