自己肯定感とか自己承認の話をすると、よく聞かれる質問に
「ダメな自分にOKを出したら、そこで成長が止まってしまうのでは?」
というものがあります。
ダメな自分でもいい、と思ったら、ダメな自分のまま努力しなくなって
進歩がなくなってしまうんだけど、それはOKなの?
ということなんですよね。
個人的には、
「自分の人生だし、それならそれでいいんじゃね?」と思ったりしますが(笑)、
それだと納得いかないと思いますので、もうちょっと説明します。
■ダメなまま努力しなくなる場合と、そうでない場合
ダメなまま努力しなくなるという考えは、その根っこに
「努力するのは、ダメじゃなくなるため」
という考え方があります。
今がダメだから、努力してダメじゃない自分になろう。
こういう動機で努力するという思考なんです。
努力する目的が、
「自己価値を認めるため」「自信を持つため」「誰かに認められるため」
のような理由だと、ダメじゃなくなった途端に努力が止まります。
だけど、そもそも努力というものが、
「ダメじゃなくなるため」にするものじゃないんですよね。
本当に自己肯定ができて、ダメな自分にOKを出せたら、
努力の目的と方向性が変わります。
(変わるようにコーチングするんですけどね)
「もっと良い自分になりたい」「夢を実現したい」
「誰かの力になりたい」「興味のある分野を極めたい」
というような理由で努力するようになるんですね。
今の自分はまるまるOKで、素晴らしい。
だけど、もっと良い自分になれたら、もっと充実する。
新しい分野を学んだら、もっと人生が楽しくなる。
そういう動機を持っていると、向上心が尽きません。
そして、楽しいこと、興味のあること、好きなことのために頑張るので
努力そのものも楽しくなってきます。
赤点を取らないために根を詰めて勉強するのか、
楽しい大学生活を謳歌するために勉強するのか、
勉強そのものはちょっと辛いかもしれませんが、
楽しい大学生活を夢見ていたら前を向いて頑張れる、
というのと似ているかもしれません。
「ダメな自分にOKを出したら、
ダメな自分のまま努力しなくなるんじゃないか」
という心配に対しては、
「努力そのものの考え方が変わるから大丈夫です」
というのが答えです。
あと、自己肯定してる人が好きなことのためにする努力って、
周りの人は「あの人、すごく頑張ってるね」「ストイックだね」と言いますが
本人は楽しくてやってるので、「努力」と思わないんですよね。
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