コーチング ビジネス

働き方改革って結局何なの?

最近話題の「働き方改革」。
経営者の方と話していても、気になっている人が多いようです。

私はひとり会社なので、自分が働きたいだけ働けばいいと思ってますが、
社員を雇っている経営者にとってはそうもいきません。

とはいえ、「労働時間を短くしろと言われても・・・」
と、困っている方も多いようで。

それで、私も簡単に調べてみたんですが、働き方改革とは
単純に残業を減らすというだけの話ではありませんでした。
 

そこで、働き方改革の概要をざっくり確認した上で、
どのように取り組んでいけばいいか、という話をしていこうと思います。

既に「働き方改革とはどんなものか」という話は
解説しているサイトもたくさんありますので、その辺は割愛して、
「我々がどのように取り組んでいくべきか」という話をしようかと。

よくまとめてみると、けっこうシンプルにまとまりそうです。
 

Wikipediaをみると、あれこれと難しいことが書いてありますが、
ざっくりいうとこういうことのようです。

・短時間で効率的に、生産性を上げて働きましょう
・働く人はみんな平等に、やった仕事の分だけ報酬を払いましょう
・働く環境を整備して、健康を害さないように注意しましょう

ここに、具体的な残業時間や給与の規定などのきまりが入ってくるので
ちゃんと読むと難しく感じてしまうのですが、
大まかな意味を捉えるとこういう感じです。

で、こうやってみると、至極当たり前のことを言ってたりします(笑)
 

まず、1つ目の「生産性を高める」話については、
法律で言われるまでもなく、我々企業が常に取り組むべき課題です。

コーチングの視点でいうと、
・モチベーションと能力の向上
・戦略の構築と確実な実行
という話になってきます。

今までにも何度もお伝えしていることではありますが、
まず社員それぞれが生産性を高め、仕事を効率的に進める必要があります。
そのために必要なのが、やる気アップと能力アップです。
 

やる気や能力の高め方については、拙著をご覧いただきたいですが(笑)、
ここで一つ紹介すると、
「会社が目指す方向とビジョン、その社会的な意義を示す」
というのがオーソドックスなところです。

つまり、「この会社はどういう方向性で進むのかという指針」
「この会社は3年後、5年後にどうなっていたいのかという未来像」
「この会社は地域や社会にどう貢献するのかという存在意義」
この辺りを社員にしっかり伝えてあげることです。

もちろん、働いた分の報酬がきちんともらえるとか、
生活や健康を犠牲にしないくらいの仕事量になっているとか、
そういう要素ができていないと、「やりがい搾取」になってしまいますが、

給与や待遇以外の動機づけをしてあげないと、
「もらった給料の分しか働かない」となってしまい、
高い生産性が期待できなくなってしまうのです。
 

会社は人でできています。
特に我々中小企業は、人こそが差別化要因です。

まずは、社員それぞれの生産性を最大化すべく、
モチベーション(働く動機)を持たせてあげることが、
働き方改革の第一歩、というわけなのです。
 

★やる気のある社員を育てるコーチングのポイント

社員が前向きに働ける「方針」「未来像」「存在意義」を示そう


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