★「話がわかる人」は16%しかいない説
YouTubeを流し見していたら、
ひろゆき氏のショート動画が出てきたんです。
ひろゆきさんは
「○○党の言ってることは難しいので、
偏差値60以上の人でないと理解できないんですよ」
と言っていたんです。
○○党の政策が難しいかどうかは置いておいて、
この「偏差値60以上」というのが面白いと思いました。
ここでいう「偏差値60以上」というのは、
高校や大学の入試でどれだけ勉強ができたか
ということではなく、
「物事をしっかり考え、理屈を理解し、自分なりの答えを生み出せる」
「論理的に考え、最適と思われる解を出せる」
「言われたことの意図や目的を読み取り、理解できる」
という意味だそうです。
よく、
「うちの社員は自分で考えないんだ」とか
「言われたことをそのまま受け止めるんだ」とか
「言ったことがわからないんだよね」とか
部下や社員に対して不満を言う方がいます。
言ったことに対して「どう考えたらそういう理解になるんだ?」
と驚くような人もいますし、
そもそも話を聞いていないという人もいますが、
そこに不満を持つのが、そもそもズレているのかもしれないんです。
ひろゆき氏の言うように、
「物事を考え、意味や意図を理解できる」という人を
「偏差値60以上」とするならば、
統計学の観点から言うと、そういう人材って、
全体の16%程度しかいないんです。
(偏差値40〜60の間が67%、それ以上とそれ以下が16%ずつ)
残り84%は、「自分で物事を考えて意味や意図を理解する」
ということができない、という可能性があるわけです。
もちろん、実際にそういう統計があるわけではありませんが、
世の中の人の割合が「そういうもの」かもしれないと思うと、
考え方や対応が変わってきます。
「偏差値60以上」の人材だけを集めるように工夫するとか、
「偏差値60以下」の人が理解できる言い方を工夫するとか、
「偏差値」にかかわらず実行できる仕組みを工夫するとか、
そういう対応をする必要があるのかもしれないわけです。
「言ったことの意図や目的がわかるのが当たり前」ではないんだ、
ということを認識すると、気持ちも楽になるし、
対処のやり方も考えられます。
部下や社員を下に見るという意味ではなく、
それでも「今の伝え方では理解できないんだ」という可能性を考えると
コミュニケーションが楽になるかもしれません。