★「右腕」がいると仕事は楽に、質も高くなる
読者の方には経営者の方も多く、既に右腕社員がいる方もいると思いますが、
最近私が実感していることであり、中小企業や小規模事業者の方が
悩んでいることでもあるので、今日は「右腕」の話を。
さて、特に小規模事業者だと、
「会社=社長」みたいになっていることが多いですよね。
社内で十分に仕事をできるのが社長しかいない。
社員は社長が指示を出せば作業はしてくれるけど、
自律的には動いてくれない。
こういう話はどこの会社にもあるようです。
この状態は「キツいよね」とみんな言いますが、
なぜキツいのかというと、
・アイディアをどんどん出して、どんどん前に進む という要素と
・ミスや大きな失敗がないように、スピードを抑える という要素
・大きな視点で枠組を考える という要素と
・詳細な視点で具体的に考える という要素
・専門性を高め、いい質の商品・サービスを作る という要素と
・市場の声を聞き、多くの人に届く商品・サービスを作る という要素
のように、相反する性質の仕事が存在する、ということだと思いませんか?
多くの人は、たとえば「専門性だけをどんどん高める」のであれば
仕事量が多くても、意外とこなせます。
だけど、専門性を高めようと進めていた一方で
市場の声を聞いて多くの人に売れるものを、というように
違う方向性で考えなければならない、となって
思考モードを切り替えるとき、ストレスになるんです。
器用な人は、そのような視点の切り替えも上手にできますが、
普通はそうはいきません。
同時に2つの方向性で考えようとすると、
どちらの考えも中途半端で終わってしまい、
結局前に進まないよね、というのが普通です。
なので、やっぱり重要になるのが
【一人でやらない】ことなんですよね。
つまり、「右腕」となる人を持つことが重要です。
私の話になってしまいますが、今私は、右腕的なコーチが仲間にいます。
私の性格上、
「コーチングの質を追求し、質を高め続ける」
「仕組みや枠組を考え、システムを作る」
「やると決めたら、さっさとやる」
という行動をとりがちなんですが、
そうすると
「マニアックになりすぎて、誰もついてこられない」
「仕組みばかりに目が行って、人の要素を忘れてしまう」
「とりあえず動くので、穴があってミスをする」
のような落とし穴によくハマります。
ところが、最近は右腕コーチが
「人に伝える部分やわかりやすさの部分を補ってくれる」
「協力してくれる人のケアをしてくれる」
「さっさとやる前に、壁打ち相手になってくれる」
というサポートをしてくれるので、とても仕事がやりやすいのです。
おかげで私は、自分が得意な「質の向上」や「仕組み作り」に
意識を集中できて、とても気持ちよく取り組むことができています。
当然、定期的なミーティングで視点や方向性を合わせているし、
彼からのフィードバックがあれば「人のケア」や「わかりやすさ」について
時間をとって考えることもしています。
ただ、「普段はその部分を任せられる」というのは、
私のような不器用な人間にとっては大変ありがたいんですよね。
企業の代表であれば右腕となる社員。
小規模事業者や個人事業主なら社外の相談相手。
「自分が本来すべき、自分が最も得意なところ」以外を
任せる人を持ちましょう、というのが今日の主題です。
じゃあ、どうやって右腕を持てばいいの?
そんなに簡単に見つからないよ?
という疑問があると思います。
実際、そこまで任せられる人に出会うのは大変ではあります。
人と人の話なので「これが正解」というものはありませんが、
こんなアイディアはいかがでしょう?
・まだ未熟でも、方向性を共有できている社員を右腕に任命してしまう
「役が人を作る」という言葉もあります。
まずその役目に就いてもらってしまい、その後で力をつけてもらう。
最初は育成に負荷がかかりますが、
「育ってから右腕にする」よりずっと早く成長してくれます。
・AIに右腕的な役割を持たせる
最近はある程度使えるようになってきたので、
GeminiなどのAIを右腕的に使います。
「私の大まかなアイディアに、詳細の視点でフィードバックして」
のような指示を出せば、ある程度の壁打ち相手にはなるでしょう。
・社外に右腕を持つ
あなたのことを理解して、協力してくれる社外の専門家を持ちます。
コンサルタントやビジネスコーチ、士業の先生などもそうですかね。
ポイントは「正論」だけでなく「あなたの思い」も汲み取ってくれる人。
そういう人に出会えたら、しめたものです(笑)
・・・
というわけで、「右腕」となる人がめっちゃ重要だ
という話でした。
経営者は孤独だ、といわれます。
経営者と社員では、そもそもの前提が違うので、
同じ視点で接することは難しいのはしかたありません。
だからといって、何でも一人で抱え込むのもよくありません。
任せられるものは任せ、頼れるところは頼り、
自分が本来すべきことに集中する。
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