能力開発×コーチング コーチング

セミナーを受講したら、やるべきこと

先日、三鷹商工会さんでセミナーにお呼びいただき、
2時間ほど、仕事に役立つコーチングの話をしてきました。

商工会に入っている地元の会社の皆さんが集まってくださって、
真剣ながらも楽しい雰囲気で、良いセミナーができたのですが、
その中に、Iさんという店舗経営をしている方がいました。
 

Iさんは地元で何十年もお店をやってきた方で、
あとで聞くと、「人数合わせだろ? いいよ、行ってやるよ」
という動機で参加されていたそうで。
(そういう理由で参加する方、実はけっこう多いんです)

私としても、セミナーをきっかけに、何かの参考になってくれれば
それで十分かな、と思いながらやっているところがありますので、
あまり気負わずにお話させていただいたんです。
 

それで、その翌日。
Iさんの息子さんからメールが届きました。

「中城さん、うちの父が、昨日学んだことを実践して
 近隣のトラブルを丸く収めてしまいました」
 

私、ちょっとびっくりしました。

Iさんはかなりご年配の方で、「コーチング」なんてものは
今までに触れたこともなく、ちょっと馴染みにくいかな、と
少し心配していたんです。

それが、セミナーを受けた翌日に、いきなり実行して
ご近所さんとのトラブルを解決してしまったというんですから。
 

それで、そのさらに翌日に、Iさんのお店に行ってみると、
「中城さん、ごめんなさいね。
 セミナーで聞いたこと、ほとんど覚えていなくて、
 1つだけしかおぼえてないんですよ。

 それで、1つ覚えてたから、使ってみたらね、
 今までずーっと気になってたトラブルが、嘘みたいに解決しちゃってね。
 いやぁ、人の心って、おもしろいですねぇ」

と、1時間くらい、ずっと上機嫌でしゃべってくれたんです。
 

私は、Iさんに「セミナーを受ける極意」を見ました。

常日頃から言っていることではあるのですが、大人になってからの勉強は
学生の勉強とは違って、習ったことを覚えているかどうかは
さして重要ではありません。

セミナーの内容を100%覚えていたとしても、
それが実生活で活かせなければ、学んでいないのと同じです。

逆に、2時間学んで、1つのことしか覚えていなかったとしても、
それを忘れる前に実際にやってみるほうが、ずっといい。
 

セミナーでも本でもコンサルティングでも、ぜんぶ一緒です。
「学んだことを、上手・下手は別にして、試してみる」
というのが、大人の学習では最も重要なのです。

Iさんの学習姿勢を見習って、私もアウトプットをもっと意識して
実行するスピードを上げていこうと思いました。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

学んだら、次の日にさっそく使ってみよう

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