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「人脈」が作れない人の特徴

「人脈」という言葉があります。
成功するには人脈が必須ですし、お金を生むのも人脈。
金銭的な成功以外にも、やはり人脈は重要です。

私自身、とても優良な人脈に救っていただいたこともありますし、
今でも魅力的な人とつながっています。

反面、なかなかいい人脈ができていかない人もいます。
こういう人は、いつまでも人に恵まれません。
 

さて、この「人脈」の差は、どこから現れるのでしょうか?
 

これにはたくさんの要因がありますが、とても重要な要素として
「人脈」という言葉への「ビリーフ」があります。

「ビリーフ」というのは、まあ「考え方」と思ってください。
つまり、「人脈」という言葉をどう捉えてどう考えているか、
ということが、重要なポイントだということです。
 

たとえば、「人脈」というと眉をひそめる人がいます。
彼らが言うには、
「人脈なんて、そんな打算的な人間関係を作ったって
 うまくいくわけがない」
というんですね。

私も、打算的な人間関係というのは好きではありませんし、
そんなものをいくら作っても、手間ばかりかかってめんどくさいですから
そういう人間関係を増やそうとは思いません。

彼らの「人脈」という言葉の捉え方は、
「人脈とは、打算的な人間関係のことだ」
というものなんですね。

だから、人脈を作るということに肯定的ではない。
 

ちなみに、異業種交流会などでガンガン名刺交換しに来て、ろくに会話もせず
名刺だけを大量に集めて、すぐに翌日「情報交換しましょう」と
電話してくる売れない営業マンにとっては、

「人脈とは、売り込む先のことだ」
「人脈とは、持っている名刺の数だ」
という「ビリーフ」があるようですね。

なので、「有名な○○さんと名刺交換しました!」と
得意顔でアピールしてきます。

「へー。それで?」と思いつつ、黙ってニコニコしてますが(笑)
 

私の知る限り、うまくいっている人や人に恵まれる人のビリーフは
「人脈とは、損得を考えずに付き合える人のこと」
「人脈とは、互いを思いやれる人とのつながり」
というようなものであることが多いです。

そこに損得勘定がなく、「ご縁」とか「絆」という言葉で
表現する人が多いですね。
 

アンソニー・ロビンズが教える
人間関係の3つのレベルというものがあります。
彼によると、人間関係の質は、3つの段階に分かれています。

レベル1:人間関係は「for me」(自分のためのもの)
レベル2:人間関係は「trade」(ギブ&テイクの取引)
レベル3:人間関係は「for you」(相手を思うもの)

人に恵まれる人、うまくいっている人は、
このレベル3の考え方で人に接している人が多く、

レベル3の考え方を持っていると、レベル3の人同士でつながりますから、
非常に「いい人たち」の繋がりができていきます。
 

「人脈」という言葉の捉え方ひとつで、周りの人の質が変わります。
そして、いわゆる「いい人」に囲まれていると、いい結果が出てきます。

人間関係についての「ビリーフ」を見直してみましょう。
あなたの人間関係のレベルは、いくつだったでしょうか?
 

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