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年上の部下に対するリーダーシップとは

私自身がまだ若いのもあって、若手の経営者や管理職の方から
「年上の部下にどう接するべきか」という相談を受けます。

私自身は、ほぼ一人会社なので、部下はいないんですが、
コーチングでは父親くらいの年のクライアントがいたりしますから、
そっちの方向で、私の考えをお伝えしようと思います。

 

まず一つ。

経営者だろうが上司だろうが、年上だろうが年下だろうが、
「人としては対等である」
という前提で接することです。

つまり、上司だから偉いとか、年下だから偉くないとか、
そういう考えを捨てることです。

 

年上だと偉い、年下だと偉くない。
上司だと偉い、部下だと偉くない。

この前提は、自分が年下(偉くない)の上司(偉い)になったときに
混乱が起こってしまいます。

 

年齢は単に「生まれた順番」ですし、
役職はただの「チームの中の役割」です。

サッカーでフォワードとゴールキーパーのどちらが偉いかといったら、
答えは「どちらも」であり、役割が違うだけ。
上司と部下も、基本的にはこの考え方を持ちます。

ただ、仕事における「責任」の大きさが違いますから、
業務上は権限が異なります。
ただ、人としての「偉さ」は同じである、ということです。

 

さて、対等な人同士で、相手に何かをしてほしいと思ったら
どうするのが普通でしょうか?

 

当然、「お願いする」ですよね。
友達(対等な関係)で「命令」はしないはずです。

ですから、上司と部下の関係でも、根本的には対等ですから、
「命令」ではなく「お願い」するのです。

これは、部下が年上でも年下でも同じことです。
私は会社員時代、チームリーダーをしていた頃から
この関係だけは気をつけるようにしていました。

 

「上の立場の人に」「ご機嫌を伺いながら」お願いするのではなく、
「対等の立場の人に」お願いする。

相手に敬意を払いつつ、自分をへりくだることなく、
「お義父さん、お醤油とってください」とでも言うようにお願いする。

まずは、この関係性を作ることです。

 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

「上司・部下」の関係は、「役割」の違い


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