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ホームページも、作ればいいってもんじゃない

先日のコーチング(?)は、ホームページ作成のディレクションでした。

私、数年前から何屋だかわからない状態なんですが(笑)、
クライアントさんの成果のためなら、
できることはなんでもやりまっせ、ということで

ホームページ作りをするために必要なことを
あれこれと1時間、たっぷりお話ししてきました。

 

その中で、意外と多くの人が知らないかもしれない、
とっても大切なことを話したので、
こっちでもちょっとだけ共有しますね。

 

ビジネスをしている人がホームページを作る場合、
商品や自社の紹介を載せたり、セミナーなどのお知らせを載せたりします。

そこで、けっこう多くの方がやってしまうのが、

・自社でできることを全部載せる
・トップページに熱い思いを書く
・できるだけ多くの人にメッセージを伝える

ということです。

 

もちろん、自社でできることを載せることや熱い思いを書くことが
一概に悪いというのではありませんが、

場合によっては、それが逆効果になってしまうこともあるんです。

 

たとえば、ホームページを作る目的が
「名刺交換で知り合った人に、自分のことを知ってもらうこと」で、
自己紹介的な意味合いで作るのであれば、

「こんなことができます」というのがたくさん載っていて
自分の思いを熱く語っている方がいいかもしれません。

「ああ、○○さんはこういう思いでやってるんだな」と
あなたのことを理解してくれて、それで目的が果たされます。

 

ですが、多くの場合、仕事でホームページを作るときは
セミナーに申し込んでもらうとか、資料請求をしてもらうとか、
商品を買ってもらうとか、メルマガに登録してもらうとか、

来てくれた人に何かの行動を取ってほしいですよね。

そのためにホームページを作るわけです。

 

そして、その目的に合わないことは、
どれだけ重要なことでも、載せない方がいいんです。

 

たとえば接骨院の院長がホームページを作るのなら、
目的はきっと、問い合わせしてもらうことかか
直接来院してもらうことじゃないですか。

それなら、載せるべき情報は
・どんな症状で悩んでいる人にお勧めなのか
・どんな手技・手法で治療するのか
・どんな人が担当するのか(スタッフ紹介)
・どこにあるのか(アクセスマップ)
・料金はいくらなのか(料金表)
・治療のポリシー(理念・こだわり)
・患者さんの喜びの声

といったものになるでしょう。

こういう情報があれば、身体のことで悩んでいる人が
「この接骨院に行ってみよう」「治療について問い合わせしてみよう」
となりやすいですよね。

 

だけど、そこに
「波動が高まる水も売ってます」
「サプリメントも売ってます」
「英会話を教えることもできます」

って書いてあったら、
「この接骨院、何なんだ?」
ってなっちゃいます。

 

実際にその水で波動が高まるのかもしれないし、
その先生に習ったら英語が話せるようになるのかもしれない。

けど、その情報は「新たな患者さんに来てもらう」ためには
不要な情報になってしまうんです。

 

この辺の戦略を確定しないままホームページを作ると、

「個人向けサービスも法人向けサービスもごちゃまぜ」
「商品のマニアックな紹介ばかりでよくわからない」
「デザインはきれいだけどどこを押せばいいのかわからない」

みたいなホームページになってしまって、
結局目的が果たされない、なんてことになってしまいます。

 

ホームページを作るときに重要なのは、
「戦略」を最初に決めることです。

その戦略に合わせて、載せるべき情報を決める。
そして、それ以外の情報を載せない。

意外と皆さん、最初の戦略をすっ飛ばしてしまうようなので
参考にしていただければと思います(´▽`)


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