人材育成 コーチング ビジネス 能力開発・自己革新

言い訳ばかりする社員に最初にすべきこととは

Pocket

社員の育成というのは、どこの会社でも課題になっています。
そんな中、ある社長さんからこんな相談を受けました。

「あまり仕事ができなくて、その上ミスを認めないやつがいるんですよ。
 クレームがあっても、自分の非を認めないで、お客さんのせいにするんです。
 こういう社員は、どうしたらいいんですかね?」
[br num="1"]

仕事をする上で、とても重要な要素が『素直さ』です。

ミスをミスとして、素直に認めて反省する。
人からの指摘を素直に受け入れて改善する。

こういう姿勢がないと、人は成長しませんから、
能力の高さ以上に『素直さ』を重視する経営者も多いです。
[br num="1"]

ですが、この『素直さ』のない社員も多いのが現実です。
ミスをしても、それを認めないで言い訳をする。
指摘をしても、受け入れられずに他人のせいにする。

こういう社員は、どうすればいいのでしょうか?
[br num="1"]

この相談をお受けしたとき、直感的にですが、
その社員の気持がわかったような気がしました。
そして、これは多くの人に共通の、素直になれない心理的パターンなのです。

そのパターンとは、
「ミスを認めてしまうと、自分の存在価値がなくなると思っている」
ということです。
[br num="1"]

われわれ人間は、「自分の存在価値」というものをとても重要視します。
「私には存在価値がない」というのは、最も怖いことなのです。
だから、極力それを感じないようにしています。

普通は、仕事上でミスをしたぐらいでは、
その社員の存在価値まで否定されることはありませんが、

あまり人から認められないで育ってきた人にとっては、
ミス一つが、自分の存在価値を脅かすものになってしまうんです。

自分の存在価値が否定されるのは、耐えられない恐怖です。
だから、「私はミスなんてしていない。だから存在価値がある」
と思いたくて、ミスを認められないのです。
[br num="1"]

こういう社員に対しては、少し扱いが難しいのですが、
コーチングの視点からいうと、
「その社員の存在価値を普段から認めて、自己価値観を育てる」
という対処が有効です。

「あなたは重要な存在だよ」「私達の仲間だと思っているよ」
「あなたは会社に必要な人だよ」
というメッセージを、常日頃から伝えていくことです。

しかも、この承認が「無条件」であることがポイントです。

「あなたは仕事ができるから必要だよ」というメッセージでは、
仕事ができなくなった途端に、存在価値が否定されます。

ですから、「仕事ができようができなかろうが、重要な存在だ」
というメッセージを、言葉や態度で伝えていくのが重要です。
[br num="1"]

これは一朝一夕にできることではありませんし、
自己評価の低い人は、そのメッセージを受け入れてくれなかったりして
ちょっと難易度が高いのですが、

大切な社員さんであれば、そういうメンタルも育ててあげることで
より前向きに取り組んでくれるようになりますよ。
[br num="1"]

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

社員の自己肯定感を育てよう

Pocket

-人材育成, コーチング, ビジネス, 能力開発・自己革新

© 2021 おとうふメンタルを活かして望む結果を創り出す パワーコーチ株式会社