1on1という、上司と部下の面談が流行っていますよね。
部下の成長を促し、生産性を高めるための面談ということで、
多くの会社で取り入れられています。
でも、1on1って
・・・
難しくないですか?
ネットを探すだけでも、
「1on1 話すことがない」
「1on1 意味ない」
「1on1 苦痛」
とか、厳し目のキーワードが並んでいます。
前にある会社のCMで
「1on1 あなたがやると 取り調べ」
って川柳が読まれたこともありますね(笑)
どうして1on1がこんなに難しいのか。
理由はたくさんあるんですが、そのうちの1つに
「選択肢が多すぎる」
というものがあります。
「ざっくばらんに腹を割って話す」
「業務に関係のないことも話す」
「自由に部下の話したいことを話す」
っていう、「なんでもOK」というのが、
実は一番難しいんです。
自己紹介なんかでも、フリートークで話すより
「名前と業種、会社名、最近ハマってることを話してください」
と、話すことを決めてもらったほうが話しやすいですよね?
1on1でも
「何でもフリートークで、ざっくばらんに」
なんてテーマ設定をされたら、
上司も部下も「何を話せばいいのよ」と困ってしまう。
だから、「テーマを決め打ちしてしまう」というのが
慣れていない人にはおすすめです。
じゃあ、どんなテーマに決め打ちするのか?
というと、慣れていない上司と部下なら、ごく普通に
「今、仕事の上で改善したいこと」
にしておけば大丈夫です。
上司と部下ですから、仕事は間違いなく共通の話題です。
だったら、無理にプライベートの話なんてしないで、
目の前の仕事の話をすればいいんです。
「仕事してて、ここが改善すればいいなと思うところは?」
「何か仕事で困ってることはない?」
「今やってる仕事、ぶっちゃけ、どう?」
こんなテーマなら、少なくとも
「何を話していいかわからない」ってことはありませんよね。
「それじゃ、人事評価の面談と変わらないじゃん」
と思うかもしれませんが、
そこは「テーマ」ではなく、「接し方」を変えればいいんです。
評価の面談では、
・目標に対してどれだけの進捗があったか
・できたことは何で、できなかったことは何か
・どんな取り組みをしたか、できなかったか
というように、基本的に過去の話をすることが多いですが、
1on1で仕事の話をするときは、
・今解決したいことは何か
・解決して、どんな状態にしていきたいか
・何が(どんなサポートが)あれば解決できるか
というように、現在〜未来に向けた話をしていきます。
部下が上司と話すとき、過去のできなかったことを詰められたり、
「どうするんだ!?」と行動を強要されるのはキツいですが、
部下の問題が解決するために話を聞いて整理してあげれば
少なくとも「苦痛」「意味ない」とは思わず、
「仕事上必要な面談」くらいにはなるでしょう。
というわけで、
・1on1に慣れないうちは、仕事の話をすればいい
・過去ではなく、現在〜未来を良くする話をしよう
というのが、導入にあたっては良いかと思います。
試してみてくださいね。
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普段忙しい管理職の方には、こう思う方が多いのではないでしょうか?
- 会社で1on1をやれと言われたけど、部下と何を話していいかわからない
- 部下と面談しても話が盛り上がらないし、部下の行動も変わらない
- 流行りの1on1をやっているけど、いつも上司が一方的に話して終わってしまう
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