能力開発×コーチング コーチング

象の飼い方の話が、リアルに実感できた件

私たちコーチングやメンタル、自己啓発の業界では
わりと有名な話に
「象の飼い方」の話があります。

ご存じの方も多いと思いますが、初耳の方のために
簡単に説明すると、

 

サーカスで飼われている象。
あんなに大きくて力の強い動物が、
どうしておとなしく人間に飼われているのか。

それは、子象の頃に「あること」をやっていたからです。

 

「あること」とは、力の弱い子象のうちに、
太い杭と象の足を鎖でつないで、
鎖の届く範囲から遠くには行けないようにすること。

子象はまだ力が弱く、鎖を引っ張っても杭は抜けないので、
「自分が行動できるのはこの鎖の範囲まで」と
学習してしまうんですね。

 

その学習は大人になってもそのまま残っていて、
「自分が行動できるのはこの鎖の範囲まで」と思っているので、
鎖の範囲より遠くには逃げない

という話です。

 

客観的に見れば、大人の象ならそんな杭なんて
ちょっと力を入れれば簡単に引き抜けるし、
鎖だってその気になれば引きちぎれるでしょう。

だけど、子供の頃に植え付けられた
「これ以上は無理」という意識のせいで
鎖に繋がれたまま、人間に飼われているわけです。

 

・・・で、今日のコーチングでは
この「子象の解放」が行われました。

 

クライアントのUさんは、子供の頃から
「いい子でいないといけない」という思い込みを持っていて
そのせいで周りの目を気にしてしまい、
仕事がうまくいっていなかったんです。

それで、普段ならこの「いい子でいないといけない」を
どうにかして解消して、新しい思い込みを作るんですが、

 

今回はなんと、
「いい子でいないといけない」という思い込みに気づいて
それを「本当に?」と客観的に見直すだけで

「あ、いい子でなくてもいいかも」

と、あっさり思い込みがなくなっちゃったんです。

 

まさに、「杭を簡単に抜けることに気づいた象」みたいでした。

 

思い込みを見つけるまでは、いろんなアプローチをしてたんですが、
気づいてしまったら、私はほとんど何もすることがなく、
「よかったね〜」と言って終了しました(笑)

 

もし、何か自分の力を十分に発揮できないとか、
コミュニケーションがうまく取れていないとか、
自分に限界を感じてしまっているとか、

そういう場合は、それが「象の鎖」になってないか
見直してみるといいかもしれません。


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