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「ターゲットの絞り込み」ができないとき、どうするか?

マーケティングを勉強すると、
必ずと言っていいほど言われるのが、

「顧客ターゲットを絞り込みなさい」
というもの。

本を読んだら、必ず書いてあります。

 

それくらい重要なことですし、
絞り込んだほうがいいのは間違いないんですが、

実際に絞り込みをするのって、実はちょっと難しいですよね。

 

やはり、
「絞り込んでしまったら、市場が狭くなりすぎる」
「対象としていないお客さんを取りこぼすのが怖い」
という感情が、絞り込みを難しくしているわけですね。

 

これに対して、
「絞り込まないメッセージは誰にも読まれません」とか
「絞り込みしないとなんでも屋になってしまう」とかって
マーケティングの先生がいいますし、実際そうなんですが、

「どうすりゃいいのよ?」ってなるじゃないですか。

頭では、絞り込んだほうがいいのはわかってる。
だけど、不安や「もっと沢山の人に伝えたい」という気持ちから
なかなか簡単に「絞り込む」ってのができないわけですよね。

 

これは事業の規模や業種などにもよるので、一概には言えませんが、
解決する考え方というのがありまして、

特に10名以下くらいのスモールビジネスでは
絞り込みではなく、こっちのほうがいいと思っています。

 

それは、

【既存のお客様事例を、ガンガン紹介する】

ということです。

 

これからスタートしますという人でなければ、
今までに商品やサービスを提供して喜ばれたことがあるはずです。
(なかったら、そこからスタートです)

で、その「喜んでくれたお客様」というのは、
あなたのビジネスのメインターゲットになり得るわけですよね。

だって、既に買って満足してくれてるんですから。

 

だったら、その方に似た考え方や価値観、年齢や性別、職業の人なら、
同じように喜んでくれる可能性が高い。

なので、そういう方に向けてメッセージを伝えていくんです。

 

そして、既存のお客様と似た人に対して
あなたの商品・サービスを伝えるときに
もっともよく伝わるのが、

【既存のお客様の事例】なわけです。

 

お客様としたら、自分に似た状況の人が
悩みが解決したり望みがかなったりした事例を見ると、
それを自分に重ね合わせますから、

「この商品は、私を幸せにしてくれそうだ」
「このサービスなら、私の問題が解決しそうだ」
と、リアリティを持って感じてくれるわけですね。

 

こうなると、絞り込みをするかしないか、という議論ではなくなります。
絞り込むかどうかは、どっちでもいいわけです。

ただ、喜ばれたという事実を、粛々とアウトプットすればいい。
それを読んで刺さった人に、お客様になってもらえばいいんです。


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