部下、または社員と一言に言っても、その能力はさまざまで、
放って置いても売れる人もいれば、なかなか伸びない人もいます。
部下が伸びない、成績が良くないからといって、
なかなか切り捨てたりするのは難しいですし、
そもそも、勝手に伸びていくような優秀な人材はなかなかいません。
いても大手に取られてしまいますから、
われわれ中小企業では、そうでない人材を育てなければならない。
なんとか伸び悩む部下を伸ばしていく必要が出てきますよね。
それで、どうやって売れない部下を育てるかというと、
普通は営業のロールプレイングをしたり、面談をしたり、研修に参加させたり、
もっと手をかけるなら、上司が同行したりします。
実際のところ、やはり同行というのは効果が高く、
部下は上司のやっているところを目の前で見られるし、
上司は部下の問題点をじっくり観察することができます。
そうすると、机上の勉強より、ずっと早く部下を伸ばすことができます。
ただ、これは部下が少なくて、上司に時間があるときはいいですが、
普通はそんな余裕がないというのが現実でしょう。
部下の人数が増えても、上司は一人ですから、全員に同行するのも難しい。
そんなとき、いい方法があります。
それは、【部下に商談を録音させる】というものです。
これは、営業コンサルタントの木戸一敏さんがやっているんですが、
ICレコーダーでもスマートフォンでもいいので、
お客さんとの会話を録音してもらうんです。
すると、部下がお客さんとどんなやり取りをしているかを
一緒に行かなくても把握することができ、
受け答えに問題があれば、音声から把握して、指導することができるんです。
しかも、録音した会話を本人に聞かせると、自分の商談を
客観的に聞くことができますから、
普段では気づかないような自分の癖などを、自分でわかることもできます。
昨日もお伝えしましたが、何かを改善しようと思ったら
「現状把握」が一番重要なわけですから、
録音して現状を正確に把握することが、部下が育つ最初の一歩になるわけです。
iPhoneのアプリを使えば、録音したものを文字起こしもできるようなので
伸ばしたい部下がいる方は、試してみてくださいね。
★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント
自分がやっていることを、録音してみよう
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- 「部下育成のために1on1がいいっていうけど、何を話せばいいの?」
- 「部下と面談しても話が盛り上がらないし、部下の行動も変わらないよ」
- 「1on1なんて、やっても時間の無駄なんじゃないの!?」
普段忙しい管理職の方には、こう思う方が多いのではないでしょうか?
- 会社で1on1をやれと言われたけど、部下と何を話していいかわからない
- 部下と面談しても話が盛り上がらないし、部下の行動も変わらない
- 流行りの1on1をやっているけど、いつも上司が一方的に話して終わってしまう
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