私たちの多くは、「より良くなりたい」という変化を望んでいます。
(同時に現状維持を望む心理もありますが)
この「変化」を起こすスキルもたくさんあって、
コーチングの真髄は、この「変化」のスキルだと思っているのですが、
コーチングのような大げさなことをしなくても、
自力で「変化」を起こすことができます。
もちろん、本格的・根本的な部分はプロに任せたほうがいいですが、
ちょっとした工夫でも「変化」を作れるという話です。
さて、その「変化」を作るには、
【自分の予算をオーバーする】のが、簡単です。
簡単、と言っても、心理的には難しいんですが(笑)、
特に難しい技術を使わないという意味で、簡単です。
これは私の経験ですが、私は今までに、
何度か「予算オーバー」をしています。
会社員のとき、自分の勉強の予算を超えて2万円のセミナーに参加。
さらに、10万円を超えるビジネスセミナーに参加。
そして、50万円のコーチングセミナーに参加。
どんどん、自分の予算よりずっと高額のセミナーを受講してきました。
その後も、アンソニー・ロビンズのセミナー(100万円)やら、
コンサルティングの養成コース(60万円)やら、
研修講師のトレーニング(70万円)やら、
いろいろなものにお金を投資してきましたが、
それらはすべて、【そのときに出せる金額を大きく上回る】ものでした。
それで、この「予算オーバー」によってどうなったかというと、
クライアントに圧倒的な変化を起こす技術をマスターしたり、
営業経験がないのに営業の指導ができるようになったり、
誰もが知っているような法人さんで研修を行ったり、
それまででは考えられなかったような変化を経験できたのです。
では、どうして「予算オーバー」すると変化が起こるのか。
それは、私が予算オーバーをすることで、
「コンフォートゾーン」を抜け出したからです。
「コンフォートゾーン」とは、自分にとって心地良い領域。
予算内で危険やストレスもなく、自分がだいたいわかっている領域です。
この中は安全で心地良いですが、今までの自分と同じなので
大きな変化や成長は起こりません。
つまり、コンフォートゾーンの中の選択をしていると、
心地いい代わりに、変化を経験できないわけです。
予算オーバーというのは、非日常であり、ストレスです。
失敗したらどうしようという不安もあります。
わからないこと、新しいことだらけなので、負荷もかかります。
ですが、そこには「今までなかった経験」があり、
「今まで得たことのない結果」を経験します。
(いい結果も、悪い結果も、どちらも経験します)
今までと違う行動をして、違う結果を得る。
だから、大きな「変化」になるというわけです。
「今までと同じ選択をしながら、違う結果を求めるのはクレイジーだ」
という言葉があります。
今までと同じ場所、同じ人、同じコスト、同じ分野を選んでいたら、
同じ結果が返ってくるのは自明のこと。
「予算」は一つの例にすぎません。
今までの「枠」の外側の選択をしてみることが、
現状を大きく変えるポイントなのです。
ちなみに、何十万もの投資をいきなりしなくてもいいですよ。
コーヒー1杯1600円の、ホテルのラウンジでコーヒーを飲むだけでも
「予算感」の枠の外側を経験することができます。
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