「従業員満足度(ES)」が重要だと言われて久しいですし、
最近では「働き方改革」というコンセプトも出てきて
社員がどれだけいい状態でいられるかということが
会社にも求められています。
社員が満足していない、不満を持ちながら仕事していると、
それはお客さんに伝わってしまう。
なので、社員が不満だと、顧客も不満になってしまい、
お客さんが離れてしまうというのは、自明のことです。
では、どうやって社員の満足を高めるのか、ということになるのですが、
多くの人は「○○制度をどうにゅうする」「××の取り組みをやる」
というように、新しい何かを追加しようとします。
または、「残業をしないようにする」「無駄な会議を減らす」など
よくないとされていることをやめるという人もいるでしょう。
それはもちろん必要なことで、やるべきなのですが、
その前に、やっておかなければいけないことがあるのです。
これは、言ってしまえば当たり前のことです。
ただ、意外と多くの経営者が、実際には実行していないことでもあります。
それは、
【社員の不満や問題を、洗いざらい聴く】
ということです。
社員が、会社や仕事に対してどう思っているのか。
本当はどんなふうに働きたいのか。
どんな将来を描いているのか。
これを、直接(またはアンケート等で)聴かなければいけません。
コーチングの基本なのですが、「現状を認識する」ことをしないと、
そこから打つ対策が全く違うものになりかねないのです。
たとえば、社員が「職場の人間関係がぎくしゃくしている」と思っているのに、
「他の会社が成果主義を導入してうまく行ったから、ウチも成果主義だ!」
なんてやったら、まずうまくいかないでしょう。
今、自社が抱えている問題に対して適切な手を打たなければいけないのです。
社員満足に関する「現状認識」をするには、本人に聞くのが一番早い。
だから、面談でもアンケートでも討論会でもいいので、
彼らが問題だと思っていること、不満に思うことを
すべて話してもらう必要があるわけです。
そうすると、上司の前で社員が本音をぶちまけてくれるかとか、
アンケートに正直に答えてくれるかとか、そこが問題になるのですが、
それはまた別の機会にお話します。
とにかく、「現状を把握する」ことを忘れてはいけない、のです。
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