人材育成×コーチング コーチング ビジネス

言い訳する社員の扱い方

私は「言い訳」がけっこう好きで、クライアントさんが言い訳すると
どんな言い訳をするのか、なぜ言い訳をするのかと
興味津々になってしまいます。

今日は、そんな言い訳の話を。
 

さて、社員が言い訳ばかりして、前向きに仕事をしない、
なんて相談を受けることもあります。

こういうとき、言い訳を論破して、間違いを正してはいけません。
また、「言い訳なんてしてないでさっさとやれ!」なんて
言い訳を無視してしまってもいけません。

特に、上司と部下の関係だと、一般的に上司の方が立場が強いので、
言い訳さえも封じ込めると、部下の逃げ場がなくなって
ストレスで潰れてしまうこともありますからね。
 

そうではなくて、言い訳の裏にある「ホンネ」を聞き出すことです。
 

言い訳をしている人は、「私は悪くない」ということを
必死でアピールしています。
この「私は悪くない」が、彼らの本音です。

(私は悪くないんです。)電車が遅れたのが悪いんです。
(私は悪くないんです。)急な電話があったのが原因なんです。

言い訳は、自己防衛の手段なのです。
 

ですから、最初にしてあげることは、
「あなたが悪くないのはわかっているよ」ということを示すこと。
「あなたを責めているのではないよ」という姿勢で接することです。

「どうして失敗したんだ?」と問い詰めると、言い訳したくなりますが、
「君は何か考えがあってやったんだと思うけど、うまくいかなかったのは
 何が原因だったのかな?」と質問すると、客観的に考えます。

大切なのは、「自己防衛をする必要をなくす」こと。
こうすると、言い訳をせず、建設的に考えられるようになるのです。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

相手の安全を確保してあげよう


あなたの潜在能力を目覚めさせるメルマガ

不定期で、コーチングやメンタルに関するメルマガをお届けしています。

あなたが眠らせていて、自分でも気づいていない能力を目覚めさせ、
ビジネス・人間関係・日々の感情・健康など
あらゆる分野を充実させるヒントをお送りします。

(今までのメルマガの例)
・なぜ、メンタルが変わると売上が伸びるのか?
・セミナーで上がったモチベーションを持続させるには?
・能力が高いのに自信がない人の、「本当の自信」のつけ方
・社員のやる気を出す、2つの「目標」の使い方

こちらのフォームに、お名前とメールアドレスを記入して送信してください。

-人材育成×コーチング, コーチング, ビジネス

© 2024 眠っている能力を目覚めさせて、望む結果を創り出す パワーコーチ株式会社