「社員にやる気を出してほしい」
「もっと前向きに仕事に取り組んでほしい」
このように思っている社長さんは多いと思います。
実際、よくこのようなご相談を受けることがあります。
では、どうすればやる気のある組織を作れるのでしょうか?
以前、あるレストラン経営者のCD教材を聞いていたとき、
印象的なことを話していたのを覚えています。
「社長の熱量を100とするでしょう?
すると、幹部には80で伝わるんです。
それがマネージャーには60で伝わって、
現場の社員には40の熱量になってしまうんです」
組織の構造や文化にもよりますが、どこの会社もだいたいこんな感じでしょう。
これはつまり、社員にやる気を持ってほしければ、
社長(上司)がそれより遥かに高いレベルで
情熱を持って取り組んでいなければいけないということです。
自分自身が、より高い目標を持ち、創業の理念を実感しつつ
日々情熱的に経営に取り組む。
その仕事のプロセスを、誰よりも前向きに楽しんでいる。
この姿を見て、社長が発する雰囲気と言葉を感じ取って、
社員は影響を受けるんです。
アンソニー・ロビンズのトレーニングで、
リーダーシップについての話があるのですが、
「自分が自分に及ぼすことができる影響力以上には
他人に影響をあたえることはできない」
と言われています。
「まあ、それなりに数字があがっていればいいかな」
「例年並みに業績を上げてくれたらいいや」
「とりあえず生き残れれば御の字ですよ」
社長がこの熱量だったら、社員はその半分くらいになります。
前向きに取り組むなんて、できようはずもありません。
まずは自分の情熱やモチベーション(仕事への動機づけ)があって、
それを伝えていくこと以外に、チームを変えることはできません。
社長自身が「なぜこの会社をやっていくのか」を
より深掘りして、モチベーションを作っていく必要があるのです。
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