★本や講演で上がったモチベーションは役に立たない
よく、成功者の本を読んだり講演会を聞いたりすると
「よし、自分も頑張るぞ!」と思えるじゃないですか。
自分にもできるような気がする、とか、
勇気をもらった、とか、
成功した人の話からは、得るものが多いですよね。
ただ、何度かメルマガでもお伝えしていることですが、
そういうふうに上がったモチベーションっていうのは
実はあまり役に立たないことが多いんです。
役に立たないというと言い過ぎですが、
本や講演などのモチベーションに頼っていると
いい成果を生むのが難しくなってしまいます。
というのも、本や講演などから得られるモチベーションというのは
「外発的モチベーション」である場合が多く、
あまり長持ちしない上に行動力も強くないんです。
●2種類のモチベーションとは?
モチベーションには、「外発的モチベーション」と
「内発的モチベーション」があります。
外発的モチベーションというのは外側から与えられるモチベーション、
つまり
他者からの承認や報酬、応援など、
自分ではない何かから得られるやる気のことです。
それに対して内発的モチベーションは
仕事などに感じるやりがいや楽しさ、
将来のなりたい姿や自信、志など、
自分の内面から湧き起こってくるやる気のことを指します。
どちらも使いようがありますので、
「外発的モチベーションは悪、内発的モチベーションが善」
のように言うわけではないのですが、
外発的モチベーションはどうしても、自分以外から刺激を受けて
それに反応して出てくるモチベーションですので、
持続性が弱く、行動につながりにくくなりがちなのです。
●外発的モチベーションの使い方
じゃあ、本や講演は聴いても無駄なのかというと
そういうわけではなく、とても得るものが多いと思います。
要は使いよう、というわけです。
外発的モチベーションは、それによって感情が前向きになるし
自分になかったものを取り入れて枠を広げるのに役立ちます。
講演会でやる気が上がるのは、自分の世界の外側を見ることができて
そこに共感したり感動したりするからなわけですよね。
ですから、そこで得た外発的モチベーションを活用して、
そこから内発的モチベーションにつなげていけばいいのです。
子供の頃、家が貧しくてやりたいことができなかったけど、
それをバネに努力してお金持ちになったという話を聴いて
「よし、自分も頑張ろう」と思ったのであれば、
どうして頑張ろうと思えたのか、
自分が取り入れたいと思ったのはどの要素だったのか、
ということを自分で整理するんです。
自分も貧しかったけど、努力していなかったなと思ったなら、
「努力できる自分になろう」と思えば、
それは内発的モチベーションになり得ますし、
自分は貧しくなかったけど、それが当たり前でなかったと気づいたなら、
子供の頃の環境に感謝することもやる気につながります。
「いい話を聞いたな」「面白かったな」で終わらせず、
そこからいかに深く自分の糧にできるか。
このような「学ぶ力」を鍛えていくと、
一つの講演や書籍から、たくさんのものを得られるようになるんです。
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