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ホット●ッパーに広告を出してはいけない理由

別にリク●ートさんを敵に回したいわけではないんですが(笑)

昨日、4年間続けてきた理美容室経営者向けの
夜の勉強会が一段落しました。

これからは、各自が自分たちの力で実践していただく。
そういうステージに変わったんですが。
 

さて、理美容、特に美容室だと、ホッ●ペッパーのような
クーポンサイトに広告を出したりすることも多いようで、
勉強会の参加者にも、出している人がいました。

掲載料が無料で、固定費がかからず、集客できたときだけ
マージンを払うような料金体系なんだそうで、

「お金もかからないし、新規を集めてくれるから、
 とりあえず出しておいてもいいんじゃないか」
という理由で、広告を出していたんだそうです。
 

ですが、私はそのお店の経営の状態を聞いて、
「あ、とりあえず明日から、ホットペッ●ーやめましょう」
とバッサリ切り捨てました。

明らかに、そのお店の戦略にマイナスになるからです。
 

誤解してほしくないのですが、●ットペッパー自体は悪くないのです。
実際に新規にお店に集客してくれるし、
使い方によってはいい戦術になる可能性はあります。

ただ、そのお店にとっては、「悪い」と言わざるを得なかった。
 

その理由は、
【ターゲットのお客さんが、ホットペッパ●を使わない】から。
 

そのお店のメイン顧客層は、50〜60代以上の女性。
昔ながらの技術を気に入ってお店を選ぶ人たちです。

さらに、肌に優しい自然の材料にこだわって、
お肌の弱い人でも毛染めができるようにしています。

他のお店で諦めていたヘアカラーをして、
キレイになって「若返ったね」と言われる。
これが、このお店の一番届けたいものでした。
 

で、50〜60代の、これだけこだわった良質な商品とサービスを
選ぶような女性たちが、ホ●トペッパーを使うかどうか、です。
「初回1000円割引」を欲しがるかどうか、です。

私の主観では、その答えはノーですし、
実際のところ、ホットペ●パーを見てくる人は、
メイン顧客層とはかけ離れた人が集まるんだそうです。
 

こうなると、同じお店に2種類のお客さんが混在するようになります。
その両方から満足してもらうようなサービスをしなければならない。

言うなれば、同時に2人の彼女と付き合うようなもので、
そんなことをしたら、両方に同時にフラれます(笑)
 

私たち中小企業は、経営資源が限られます。
人も、お金も、設備も、少ない中でやっていく必要がある。

ただでさえ少ない資源を分散すると、まったく勝負ができません。
だからこそ、1ヶ所に集中するのが必須なんです。
 

コーチングをしていると、ここを明確にしても、
しばらくするとブレる人が多いです。

かくいう私も、けっこうブレます。

ブレたときに、すぐにブレに気づいて軌道修正する。
これができると、無駄な遠回りが減って、力が集中できます。
 

とにかく、自社の一番のお客さんに集中する。
そして、広告を出すなら、そのお客さんが見ているメディアを選ぶことです。
商品を開発するなら、そのお客さんが喜ぶものを作ることです。
 

これを口うるさく言ったら、とうとう●●●ペッパーの
契約をやめることにしたとおっしゃいました。
これからは、本当に喜ばせたいお客さまに集中する、と。

自社のお客さまからスタートすると、無駄を減らすことができるんですよ。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

お客さんに届く媒体を使おう


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