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答えが見つからないときにどうすべきか

すみません、今日は予定が立て込んでいるので、短めに。

昨日のセミナーでは、「自分の思考パターン」について
一日かけて掘り下げて考え、それを変えるというプロセスを行いました。

この「思考パターン」とか「常識」「考え方」というのは、
人それぞれまったく違っていて、
この「考え方」が、その人の現実を左右します。

たとえば、「他人に隙を見せると攻撃される」という考え方を持っていると、
常に他人に対して警戒し、距離をおいた付き合い方をします。
当然、友達は少なく、人付き合いは疲れるものになりますし、
営業などをするのも難しくなりがちです。
 

で、この「考え方」というのは、自分ではなかなか気づかないので
昨日は自分にとってネガティブな考え方を発見する
プログラムを提供したんですが、
やはり慣れないことを考えるので、結構大変です。

それで、セミナー中に、ある参加者の方が
「普段、そんなことを考えたことがないので、わかりません」
と答えました。

そりゃそうでしょう。普段考えるようなことだったら
わざわざセミナーに来て考える必要はありませんからね(笑)

そこで私は、こう返しました。
「あなた自身のことを聞いているので、わからないはずはありません」

まあ、この言葉だけ切り取るととても乱暴な言い方ですが、
実際、「一生懸命に考えればわかるのに、わからないと言ってしまう」
という人が多いのです。
(もうちょっと丁寧に、優しくいいましたよ。念のため)
 

私たちは、学校教育の中で、授業中に先生に当てられたとき、
「わかりません」
と答えることがありました。

多くの先生は、早く授業を進めたいので、「じゃ、次の人」と言って
別の生徒に答えさせます。
「わかりません」に対して深く突っ込んで聞くことはありません。

すると、「わかりません」と答えた生徒は、それ以上考えなくていい。
答えがすぐに出なければ、「わかりません」と答えれば、
そこで考えるのをやめることができるのです。
 

学校ではそれでもいいのですが、自分の人生について考えたり
ビジネスや経営について考えるときには、
そこで考えるのをやめてはいけません。

「わからない」という結論が出たときに、その先を考える。
そういう姿勢が重要になってきます。

ご自身が「わからない」となったときに、考えるのをやめない。
社員が「わかりません」となったときに、もっと突っ込んで考えてもらう。
この姿勢を持つことで、今までより良い答えを導くことができるのです。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント 

「わからない」ことを突き詰めて考えよう


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