経営者やリーダーという人たちは、多くの人を巻き込みます。
その人の勢いや存在感、言葉に惹かれて、
「それなら協力したい」とか「自分もやりたい」と
人の心を動かし、同じ夢に向かって行かせる。
そういう力は、どこから来るのでしょうか。
もちろん、その人の持つ性格や経験などでカリスマ性が変わりますから、
「これさえあればすべて上手くいく」というものはありませんが、
沢山の人を巻き込むときに必要なものが、
【理念】です。
理念は、会社でも持つところが多いですが、
「その人や会社が、何のために存在するのか」
という根源的な質問の答です。
この【理念】がないと、人は心から動かされることがなく、
損得や利害関係で行動するようになります。
理念がない会社の社員は、「生活のため」「給料のため」という
あまり積極的でない理由で仕事をしますので、
モチベーションもあまり高くない場合が多いです。
ですから、強い【理念】を持って人を巻き込んでいく必要があります。
「その人や会社が、何のために存在するのか」
この質問について、常に深く考えることです。
そして、この【理念】は、もう一つ考えることで深みを増します。
それは、
「その人や会社が、社会に何をもたらしたいのか」
という質問です。
特に個人事業の方に多いのですが、「何のため」と聞かれると
「自分がそれを好きだから、広めたい」とか
「かつての自分が苦しんでいたから、同じような人を助けたい」とか
個人的な理由を挙げる人が多いです。
それはもちろん大切なことで、情熱の源になるのですが、
あくまで「私の理由」なので、他の人に影響力が出ません。
これを「私たちの理由」にする必要があります。
なので、「社会にもたらす役割」までを考える。
こうすると、理念は私だけのものから、私たちのものになります。
同じような役割を担いたい人は、その旗に集まってくれます。
「社会貢献しないと価値がない」とか言いたいわけではないし、
個人的な理由はぜひ持っていてほしいのですが、
視点を個人だけでなく、社会にも向けて考えると、
より深い思考ができるのです。
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