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潜在能力を発揮する、意外な方法

★潜在能力を発揮する、意外な方法

以前、友人がボイストレーニングをやっていたので、
興味本位(というと失礼ですが)でレッスンを受けていたことがありました。

いろいろなアドバイスをしてもらったんですが、
けっこうコーチングに通じることが多かったりして
歌のレッスン以外にも勉強になりました。

 

その中で一つ、
「いい声を出すために必要なこと」が

私たちの能力を発揮するのに役立つなと思い出したので
ちょこっとだけ共有します。

 

私はもともと男声合唱をやっていたのである程度は歌えたんですが、
なかなか高い声が出なかったんです。

カラオケに行くと、最近の歌は音域が高いので
歌うのも大変じゃないですか。

そこで、せっかくのレッスンでしたから、
そのあたりを教えてもらったんです。

 

そのときのアドバイスの一つに、

「高音を出すとき、喉に力を入れてると声が出ないんですよ」

というものがありました。

 

私のように低い声の人は、高い声を出そうとすると力んでしまって
喉に力を入れるから、余計に声が出ない。
そういう悪循環になってしまうんだとか。

それで、喉に力を入れない発声法を教えてもらったら
それまで出なかった高い声が出るようになったんですね。

「もともとそれくらいの高音は出せるんですよ。
 変に力が入ってたから、本来出る声が出なかったんです」

と言われまして、

ああ、これって声に限った話じゃないなと思ったんです。

 

たとえば文章も、「いい文章を書こう」と気合いを入れていると
なんだか読みにくい、変な文章ができあがります。
(私のメルマガもそういうときがあるかも…汗)

それより、肩の力を抜いて書きたいことをさっと書いた方が
受け取ってもらいやすい文章になります。

 

セミナーや研修をするときも同様で、緊張してガチガチになると
正しいことを言っていても全然伝わりません。

適度な緊張感を持ちながら、でもリラックスして講師をすると
受講者の皆さんに満足していただけることが多くなります。

 

適度に力を抜くこと、リラックスすることが
私たちの本来の能力を十分に発揮するために必要なことなんです。

 

…というと、たまに
「そうか、力を抜くんですね」と全部の力を抜ききってしまい

文章ならメリハリのないだらだらした文章を書いたり、
セミナーなら緊張感のない、だらけたセミナーをやったりする人がいますが、

当然、そういうことではありません。

 

適度に最低限の力は入れておかないといけません。

私の持論ですが、「ちょうどいい力の入れ具合」は、
50〜70%くらいの力が入っている状態だと思っています。

 

100%力を入れていると、かえって能力は発揮できず
全体のパフォーマンスが下がってしまう。

かといって、20%くらいしか力を入れていないと
それは緊張感がなくてだらだらしてしまう。

「いい塩梅」が、50〜70%くらいかなと思っています。

 

そして、ここからが重要なんですが、
「50〜70%の力で、十分以上の成果が出るように
 普段から自分の能力の基準を高めておく」
ことが必須だと思うのです。

 

自分の最大の能力が100だったとすると、
100%発揮されれば100のパフォーマンスですが、
100%を出そうとするとかえって力が出ません。

それで、50%の力を出そうとすると、発揮される能力は50です。

 

それが、日頃から訓練することで能力を200まで高めておけば、
50%の力を発揮すると100のパフォーマンスが
自然体で発揮されることになります。

本番で100%を発揮しようと力まなくても、
100の人の最大値くらいの力が出せるわけです。

 

歌のレッスンでも、
「普段から身体の使い方や声の出し方を訓練しておいてくださいね」
と言われました。

そうやって、「力を入れないでも高いレベルを発揮できる」
くらいまで訓練して自分の最大値を磨いておく。
さらに、本番ではリラックスして力を十分に発揮する。

こうすることで、いいパフォーマンスを発揮していくんだなと
ボイストレーニングを通して気づいたのでした。


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