先日、コーチングにこられたCさん。
「わがままな自分を変えたい」というご相談でした。
それで、話を聞いていくと、
「ちゃんと冷静に距離を置いて人付き合いをする人は、うらやましい」
「私はわがままで、言い過ぎちゃうことがあるんです」
「だめな自分を変えて、理想的になりたいんです」
という言葉が次々に出てきます。
先日、コーチングにこられたCさん。
「わがままな自分を変えたい」というご相談でした。
それで、話を聞いていくと、
「ちゃんと冷静に距離を置いて人付き合いをする人は、うらやましい」
「私はわがままで、言い過ぎちゃうことがあるんです」
「だめな自分を変えて、理想的になりたいんです」
という言葉が次々に出てきます。
その中で、ぽろっと出た言葉。
「で、理想の私と、本当の私の間で揺れてるんです」
ここは、コーチとして見逃せないポイントです。
「それはつまり、わがままな私を、本当の自分だと思ってるんですね?」
「で、本当の私じゃなくなりたい、ということですか?」
そう。「本当の私」という言葉を使ったCさんは、
「わがままな私」が「本当の私」だということを
無意識に知っていたわけです。
これをフィードバックすると、Cさんはびっくり。
「ほんとだ、そういうことになっちゃいますね」
「それはイヤだなぁ。本当の私は本当の私がいいなぁ」
と、「変えたい」という思いが、少し揺れ始めました。
人は、無意識に使っている言葉から、
自分の本当の思いを知ることができます。
それは、あまりに当たり前に使っている言葉なので、
油断していると見過ごしてしまいます。
自分の使う言葉によく注意してみましょう。
意外な「当たり前」が見つかってしまうことがありますよ。
このコーチングについては、この後もっといろいろあったんですが、
それはまたの機会に。
普段忙しい管理職の方には、こう思う方が多いのではないでしょうか?
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