私はコーチングを10年以上やってきていまして、
幅広いジャンルの相談に乗ってきました。
業績アップやキャリアの相談、戦略やマーケティングの話はもちろん、
恋愛や夫婦関係、子育て、英語学習にダイエット、禁酒・禁煙など・・・
コーチングはジャンルを問わず人のお役に立てるのがいいところ。
また、相手のスキルレベルを問わないので、
優秀な人も、そうでない人も、コーチングによって改善してくれます。
・・・が。
残念ながら、コーチングを受けても何も変わらない、
コーチをつけてもぜんぜん改善しない、という人もいるにはいます。
プロのコーチでも、ある特徴がある人には、成果を出すことができません。
その「特徴」とは、【依存する人】です。
コーチングは、コーチングを受けるクライアントが
「自分で考え、自分で選択し、自分で行動し、自分で結果を出す」
という前提の上に成り立っています。
コーチは、うまく考えるサポートをしたり、良い選択ができる支援をしたり、
決断を促したり、行動しやすいプランを一緒に立てたりすることで
クライアントが結果を出せるように手助けをするのが仕事です。
なので、クライアントが自分でやろうと思っていない場合は、
どんなに質問を投げかけても、どんなに背中を押しても、
まったく効果がありません。
コーチに依存する人というのは、
「自分は歩きたくないけど、頂上には行きたいので、
コーチが私を背負って山を登ってください」
と言っているようなものです。
それは私たちの仕事ではないので、背負ってあげることはできません。
私が個人的にコーチングをする場合は、そのような依存的な人とは
契約しませんし、相手も私に頼もうとしないようですが(笑)、
けっこうこういう人は多いので、注意が必要ですね。
ちなみに、上司・部下の関係でいうと、依存的な部下もいたりしますし、
その部下にも前向きに働いてもらわなければならないのですが、
それはそれで、自主性を引き出すスキルもあるにはあります。
詳しくは拙著をご覧いただきたいのですが、
メルマガでも何度かご紹介している「アソシエイト」を使って
「会社が発展すると、自分の幸せにつながる」
「仕事を頑張ると、自分が得るものがある」
という方向に持っていくと、やる気が出てきます。
ただ、少し難易度が高いので、最初のうちはそういう部下ではなく
ある程度前向きな部下を相手にコーチングを試してみるといいでしょう。
★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント
依存的な人は、まず依存状態から抜け出させよう
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- 「部下育成のために1on1がいいっていうけど、何を話せばいいの?」
- 「部下と面談しても話が盛り上がらないし、部下の行動も変わらないよ」
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普段忙しい管理職の方には、こう思う方が多いのではないでしょうか?
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