最近では減りましたが、以前はよく異業種交流会に行っていました。
そうすると、よく営業の人に会いました。
それで、不思議な事に、そういうところで会う人は
失礼ながら、だいたい「売れてなさそうな」営業マンだったんですね。
(実際、あまり売れてない人が多かったです)
私は、そういうところで「売れない人」にも会いましたし、
「売れる人」にも会って指導してもらったこともあります。
両方の営業マンを見てきました。
それで、コーチの視点から、「売れる・売れない」を観察すると
大きな違いがあることがわかりました。
それは、専門用語でいうと「ステート」というものです。
言い換えると、「感情の状態」「自信」「確信」のような意味です。
売れる人というのは、見るからに自信がありそうだったり、
物腰の柔らかい人でも、芯の強さを感じられたり、
相手の意見を受け入れる懐の深さを感じたりしました。
反面、売れない人は、どこか自信がなさそうだったり、
イライラや不安を抱えていたり、
活動的ではあるものの、相手との距離感がなかったりします。
ちなみに、プロの視点で詳細に見ると、感情の分析ができるのですが、
感情について特に学んでいない人の場合、
「なんとなく嫌な感じ」という印象になります。
そして、この「なんとなく嫌な感じ」という印象を持たれると、
その後でどんなに立派なセールストークをしても
全然反応がないし、売れないのです。
では、どうすればいいのかというと、
「自信を持つ」という話になってしまうんですが(笑)、
それは一朝一夕には難しいですから、
【自信があるような体の使い方をする】
のがオススメです。
実は、人はその人の印象を「雰囲気や振る舞い」で判断します。
その割合は、全体の55%と言われていて、
「何を言うか」より「誰が言うか」のほうが影響が大きいのです。
ですから、「自信があるっぽく振る舞う」だけで、
相手からは「この人は自信があるのかもな」と思われます。
また、昨日のメルマガの内容にもありましたが、
体の使い方によって感情が作られますから、
自信があるっぽく振る舞うだけで、自分の感情も
自信があるような感情に変わってしまうのです。
もちろん、最終的には本質的な自信を身につけるのがいいのですが、
売れていないときにいきなりそれは難しいです。
だから、まずは「フリ」でいいから、やってみる。
ここからスタートして、後づけで自信を育てていけばいいんです。
★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント
自信のある人を演じてみよう
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