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子供のワガママに対処するコーチング的考え方

14年前からずっとコーチングを受けてくれているMさんから、
子育てについての相談がありました。

というか、最近は仕事と子育ての相談が半々くらいなんですが。

で、相談にお答えしたら
「これは動画に撮って全世界に公表してほしいです」
と言ってくれたので(大袈裟なのでは・・・笑)、
動画は大変だから、まずはこちらで共有しますね。

 
Mさんの相談を、個人情報を伏せて紹介すると、

 娘(5歳)が自分の主張を曲げない。
 明らかに間違っているので「違うよ」と訂正しても聞かず、
 しまいには泣き出して「パパのばか!」と奥さんに泣きつく。

 間違ったことでも肯定してあげたほうがいいのか?
 ダメなものはダメときちんと言ったほうがいいのか?

 全肯定すると、何でも思い通りにしたがるワガママになりそう。
 でも、これ以上娘に嫌われるのも嫌だ

・・・とまあ、こういう具合です。

 
我が家でも似たような戦いが繰り広げられているので
あまり偉そうなことは言えないんですが(笑)、
Mさんにはこんなことをお伝えしました。

 
■少しずつ「社会」を認識していく

娘さんは5歳、もうすぐ6歳で、保育園の年長さん。
そろそろ小学校に入る練習をする時期ですかね。

子どもの発達の段階の中では、
徐々に社会性を学んでいく時期に入ってきています。

 
社会性を学ぶというと小難しいですが、
簡単に言うと
「自分のワガママばっかりではいけないと学ぶ」
ということでいいと思います。

社会には自分だけでなく他の人もいるので、
そういう人たちと一緒にうまくやっていくことが必要で、
それを実生活で練習していくんですね。

 
ちなみに、それまでは「家庭」が社会のすべてであり、
パパとママは自分を全肯定してくれる。
自分が王様・女王様みたいな認識をしています。

3〜5歳くらいの時期は、この万能感みたいなのが必要で、
そこを否定せずに受け止めてあげるのが必要、らしいです。

 
で。

今までは「自分がすべて」だった娘ちゃんに
「自分とは違う人」を認識してもらう必要があり、

自分の都合だけでなく、他の人の気持ちを考えて
考えたり話したりできるようになっていきたいわけですね。

 
なので、Mさんにはこうお伝えしました。

「これまでは全肯定でよかったんですが、
 娘ちゃんには、『他の人の気持ち』をわかる練習が必要なので、
 Mさんは『パパはそんなことを言われたら悲しいよ』のように
 「他の人の存在」になってあげてください」

「ただ、伝えるときに大切なことがありまして、
 男性はよくやっちゃうんですけど、
 『正論』で説き伏せないことです」

「娘ちゃんはまだ、将来の人付き合いとか社会の仕組みとか
 そういうのは知らないわけですし、
 『君の将来のためだ』なんて言われても
 『そんなの知らないっ!』ってなりますから。

 パパ個人が、悲しい気持ちになったことだけを伝えてあげてください」

 
大人と子供ですから、正論で対立したらほぼ大人が勝ちます。

だから、「〇〇なんだから、××しなさい」と言って
「正しい」事を言って従わせることは不可能ではありません。

ただ、大人が「正しい」ということは、
子供は「間違ってる」ということになってしまいます。

「自分は間違ってるんだ」と思ってしまうと、
そこで「自己肯定感」が下がってしまうわけです。

すると、そのまま自信のない子が育ってしまう可能性が高い。

というか、そう育った大人が、私のところに相談に来るんです。

 
なので、まだこの段階では、「正論」ではなく、
「パパ個人の気持ち」を伝えてあげることで
娘ちゃんに「自分の気持だけでなく、人の気持ちも考える」
という経験をしてもらうほうがいいと考えます。

もちろん、今までと違うことをするわけで、
すぐにできるようにはなりません。

「パパは悲しい」と言っても、それでもワガママを言うかもしれません。
ていうか、言います(笑)

なので、けっこう根気がいります。
思わず「うるさいっ!」と言いたくなるときもあります。

だけど、できる範囲で「気持ちを伝える」ことを心がける。
小さいことではありますが、
頭の隅に置いておいてください。

 
ちなみに、我が家ではときどき、息子が父を論破します。
誰に似たのやら・・・(汗)

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