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コーチング技術で「質問」する前にすべきこと

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よく、コーチングを学びたての人が、
「あなたはどう思いますか?」
「○○するにはどうすればいいですか?」
など、いろいろと【質問】をするのを見かけます。

人は「質問」によって思考が変わりますから、
有効な質問をすると、有効な考えが導かれ、有効な答えを引き出せます。

そういう意味では、【質問】するのはとてもいいことだと思います。
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ですが、どうもその質問に違和感がある。
そんなときがあります。

たとえばコーチング研修で学びたての上司が部下に質問する。
たとえばコーチングセミナーで学んだばかりの親が子どもに質問する。
たとえばコーチングの本を読んだ人が飲み会で友人に質問する。

このとき、質問されたほうが素直に答えられないことがあるんです。
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その理由は、【一方的に質問だけをしている】こと。
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もちろん、コーチとクライアントという限定された関係においてなら
コーチが一方的に質問をするのは普通です。

プロのコーチングにおいては、重要なのはクライアントの考えですし、
そのためにコーチングを受けに来ているわけですから、
コーチがクライアントにどんどん質問するのは自然なこと。
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ですが、「上司と部下」「親と子ども」「友人同士」の関係性で
どちらかが一方的に質問ばかりをしているのは、
不自然なコミュニケーションになってしまうのです。

乱暴な言い方をすると、
「私は自分の意見を言わないが、あなたはあなたの意見を私に言いなさい」
と言ってるのと同じことになってしまう。

相手にだけ意見を言わせて、自分は何を考えているか教えない。
これはフェアではありませんよね。
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この辺はバランスが重要になってくる点でもあるのですが、
コーチングで「相手に質問して、話を聴く」というのを真に受けて
自分の意見や考えをまったく言わないというのも、ちょっと問題です。

コーチング以前に、「人と人」のコミュニケーションとして、
「私はこう思うんだけど、あなたはどう考えてる?」
「あなたはそう考えるんだ? 私はこう思っているよ」
というように、質問者も自己開示をするほうが、より健全な関係が作れます。
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ポイントは、「相手が率直に自分の意見を言えるかどうか」です。

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