人材育成×コーチング ビジネス

人手不足なのに人件費の余裕がないときの最後の手段

知人の経営者Kさんと、仕事の打ち合わせをしてきました。
その際に、いろいろな悩みも聞いたんですが、
彼の会社も、やはり人手不足で困っているとのこと。

コンサルティングの場ではないので、あまり踏み込みはしなかったんですが、
「人手が足りないけど、もう一人雇うほどの余裕はない」
という状況で、愚痴をこぼしていたんですね。
 

人手が足りないとき、最初にやるべきなのは
仕事の見直しと社員の生産性向上ですが、
そこもちょっと限界に来ているというか、人が足りなくて
見直しをする余裕もあまりないというんです。

雑談のようにその話をしているとき、ふと私のダークサイドが
こんなアイディアをささやきました。
 

『会社の中で、やる気がなくて生産性の低い人の分の給料を
 別の人に使ったら解決じゃね?』
 

私、普段はあまりこういうことは言わないんですよ。考えもしないです。
やる気は出せるようにするのが経営者の役目だと思うし、
スキルは伸ばしてあげるのが会社の仕事だと思っています。

・・・が。

冷たい言い方になってしまうんですが、会社も営利目的でやってますし、
学校とは違って、教育そのものが目的ではありません。

社員は受け身で「自分を成長させてくれるんでしょ?」と
お客様気分でいていいわけではなく、
本来は経営者と従業員が協力して、会社の目的を遂げるべきなわけです。
 

もし、会社に貢献するつもりがなく、お客様に貢献するつもりがなく、
受け身で会社にぶら下がっているだけの社員がいるなら、
その社員とはお別れすることも検討する必要がある、ということです。

もちろん、一方的に「クビだ!」とぶった切るのには反対です。
十分にその社員と対話をして、改善してほしい旨をきちんと伝え、
手を尽くした上で、最後の手段にすべきだとは思います。

ただ、こちらが真剣に、「このままではあなたを雇っていられない」
「真剣にあなたの将来を考えて、改善してほしい」
と伝え、そのための具体的な指針を決め、それが実行されないのなら、
双方合意の上で、辞めていただくことも考えていいのではないでしょうか。
 

…という話をしたら、
「そうなんですよね。実は少し、それも考えていました」
と言われたので、ああ、そこまで来ていたか、と思いました。

経営って、正解のない中での決断の連続ですから、
どの選択が正解かは、やってみなければわからないところがあります。

その上で、辛い決断が必要なときもありますが、
重要な決断こそ、先に延ばさず、会社と社員の未来のために腹をくくる。

簡単なことではありませんが、そんな経営者の決断を
全力で支援していきたいと思います。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

タブーと思っていた選択肢も、視野に入れよう

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