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新しいものを習得する、一番早い方法

世の中がすごいスピードで動いていますので、
私たち自身も、その変化についていく必要がありますね。

もちろん、部下や社員にもその適応力を持ってほしいですが、
だいたいの場合、若い人のほうが柔軟性が高いので
新しいことにすぐに馴染むことができます。

ですから、上司や社長のように、今までの成功体験の多い人こそ
その体験の枠を飛び出していくのが重要になってきます。
 

とはいえ、新しいことを習得するのは簡単ではありません。
職位が上がるほど、日頃忙しくもなりますから、
若い人のように勉強する時間も取りにくくなります。

では、どうやって新しいことを覚えればいいのでしょうか?
 

答えは簡単。
【とにかく始めてしまって、やりながら覚える】です。
 

今までやったことのないものを、本やマニュアルを読んだからといって
すぐには理解できません。

だったら、最低限の簡単なやり方だけをさっと覚えて、
本を見ながら一番簡単な部分だけを、実際にやってみることです。

ちょっとくらい失敗しても、そもそも初心者がやる失敗ですから、
たいした損失にはなりません。失敗しながら覚えるんです。
 

実は私、今回の東京出張の間で、「メルカリ」を試してみました。
(メルカリは、ネット上で売買のできるフリマアプリです)

今まで、メルカリというアプリを使ったこともありませんでしたから、
とりあえず5000円くらいのものを出品してみる。

初めてですから、他の人のように上手にはできていません。
素人感丸出しの写真と文章です。

高く売るためのノウハウも知らないので、
慣れている人から見ると、「下手だなぁ」と言われるかもしれません。

だけど、「手順を体で覚える」のが目的なので、それでいいのです。

おかげで、一通りの流れはだいたい体得できました。
(ちなみに、3日で売れて、ちょっとだけ利益が出ましたよ♪)
 

いきなり100のことをやろうと思っても、できません。
わけがわからず、手が止まって、いつまでも0のままです。

それより、1のことをとりあえずやる。
1を覚えたら、次は2のことができるようになります。
このスピードをどんどん早くするほうが、習得は速いです。

これは、部下の指導でも同じこと。
小さいことを、とにかくやらせてしまうことです。

失敗させて、そのフォローをしっかりして、またやってみる。
これが、部下を伸ばす最速の道なのです。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

簡単なことを、とりあえずやってみよう


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