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「自己肯定感が低い」という人の決定的な誤解とは?

「私、特に取り柄もないので、自己肯定感が持てないんです」

ちょっと前に相談に乗っていたら、こんなことを言われました。
そのとき私は「!??」と思ったので、
今日はその話をしようかな、と。

 
最近、「自己肯定感」って言葉が流行ってますね。

自分を肯定する。
自分に対してOKと言える。

この感覚のことを「自己肯定感」というそうで、
自己肯定感が高まると、いろんなことがうまくいく、と。
ざっくりですみませんが、まあそういうことです。
詳しくは本やネットの記事を読んでみてください。

 
この「自己肯定感」、調べてみると
「そうそう、そういうことだよね!」とうなずける話なんですが、
けっこう誤解してる人が多いようなんです。

そして、これを誤解したままでいると、
「自己肯定感中毒」になって、より生きづらくなっていきそうで、
ちょっと心配になっていたりします。

 
冒頭の
「私、特に取り柄もないので、自己肯定感が持てないんです」
という言葉。

私が違和感を覚えたのは、
「取り柄がないので、自己肯定感が持てない」
ということです。

これは言い換えると、
「自分を肯定するためには、取り柄がないといけない」
ということなんですよね。

そして、
「取り柄のない私は、肯定することができない」
ということでもあります。

 
「取り柄があるから自分を肯定できる」というのは
本当の自己肯定感ではありません。

「私は英語ができるから、自分を肯定できる」
という人は、「英語ができる」ことが自分の拠り所になるから

自分より英語ができる人が現れたときに
「私なんて、この人に比べたらダメだから…」と
自己肯定感がなくなってしまう可能性があるんです。

 
自己肯定感の本などを調べても書いてありますが、
「できる自分もできない自分も、
 素敵な自分もだめな自分も、
 全部ひっくるめてOKと言える感覚」
が、自己肯定感です。

「〇〇ができるからOKと言える」のは
そりゃ当たり前だよね、という話なんですよね。

 
「でも、できない自分にOKなんて、出せませんよ?」
「ダメな自分にOKって言ったら、甘えじゃないですか?」

…という人もいると思いますが、
実はその思考が、自己肯定感を下げる原因だったりします。

そして、そういう思考の人が、めっちゃ多いです。
特に自己啓発系の本やセミナーで勉強している人は
こういう傾向が強く、学べば学ぶほど苦しくなっています。

 
長くなってきたので、つづく。。。


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